共通点を見つけると、相手ともっと仲良くなれます。
共通点があるだけで、親近感が持てるからです。
相手の人ともっと仲良くなりたいと願うなら、共通点を見つけることが大切です。
出身地でも、誕生日でも、好きな食べ物、好きな映画、何でもかまいません。
共通する何かがあればいいのです。
私がロサンゼルスに留学していたころに気づいたことは、比較的アジア同士は仲がよかったことです。
アジア同士とは、日本、韓国、中国あたりの人々のことです。
もちろん文化は違います。
しかし、顔形がそっくりなのです。
似ているだけでとても親近感が湧き、初めてあったにもかかわらず思ったより話しやすかったことが印象的でした。
その影響もあり、仲良くなりやすかったのです。
私は留学時代、アメリカ人の友人はいませんでしたが、韓国人の友人なら大勢いました。
アメリカにいるにもかかわらず、アメリカ人以外と仲良くなってしまったのは、今思えばおかしなことです。
顔が似ているという共通点が、お互いの距離を近づけてくれたのです。
共通することなら、何でもいいのです。
私は小学生のころ、自分と同じ誕生日の人と出会ったことがありました。
同じ誕生日であることを知ってから、その人が気になってしまったことがあります。
「自分と同じ日に生まれたのか!」
急に親近感が湧いてきます。
私の誕生日は、7月7日の七夕です。
芸能界で私と同じ7月7日生まれの人は、研ナオ子さんがいます。
ほかには、スケート界でミッシェル・クワンさんも同じ7月7日生まれです。
テレビで映る有名人が同じ誕生日と知っただけで、気になり始めるのです。
共通点のおかげで、親近感が湧いたからです。
同じ出身地でも、効果があります。
私と同じ愛媛県出身に、真鍋かをりさんがいます。
彼女に親近感を抱くのは「出身地が同じ」という共通点があるからです。
ほかにも例をあげれば、自分と同じ年齢の人と出会ったときも親しくなりやすいです。
単に、同じ年齢だという共通点があるからです。
共通点を見つけることは、人付き合いに大きな効果を発揮します。
もっと相手と仲良くなりたいと思うときには、ただ話をするのではなく、共通点を見つけるように話を進めていくようにしましょう。
相手と自分の共通する部分を見つけることで、相手ともっと仲良くなれるのです。