会いたいとお願いしたとき、承諾してもらえるかどうかは、相手次第です。
基本的に「断られて当然」と考えることです。
用事がなければ、会っても仕方ありません。
単なる時間の浪費になります。
少しでも面識があれば別ですが、いきなり知らない人から「会いたい」という連絡があっても、断られるのがオチです。
ここで、承諾の可能性を上げるためのポイントがあります。
それは「共通点」です。
会いたいとお願いするときは、共通点をアピールしましょう。
なぜ会いたいとお願いするときは「共通点」が大切なのか。
それは親近感が湧くからです。
相手と同じところを見つけてください。
会ってから共通点を見つけるのではなく、会う前に共通点を見つけましょう。
会う前から共通点を見つけるのは難しいように思えますが、手段がゼロではないはずです。
たとえば、インターネットです。
相手がプロフィールを公開しているなら、インターネットで確認できるでしょう。
SNSやブログをしているなら、公開されている情報を頼りに、自分と同じところが見つかるでしょう。
共通の知り合いがいるなら、その人からの話を頼りに共通点を探ってみるのも1つの方法です。
相手と世代が違っていても、さまざまな角度から見ていけば、何らかの共通点が1つくらい見つけられるはずです。
年齢、出身地、出身校、家族構成、仕事、趣味。
共通点が見つかれば、会いたいとお願いするときに伝えましょう。
「私も同じ年齢ですね」
「実は私も同じ出身地です」
「私も同じ趣味があります」
共通点が2つ見つかれば、2つともアピールしましょう。
共通点が3つ見つかれば、3つともアピールしましょう。
共通点が多ければ多いほど、相手は親近感を強く持ってくれるでしょう。
不思議な縁を感じてもらえる可能性が高まります。
完全一致である必要はなく、ほぼ一致で十分です。
たとえば、自分が愛媛出身で、相手が高知県出身であれば「四国出身ですね」とアピールできるでしょう。
共通点をアピールすれば、相手は親近感を持ってくれるでしょう。
相手も「どんな人なのだろう」とあなたに興味を持ち始めるに違いありません。
見たことも会ったこともない人であっても、共通点があるだけで気になるものです。
同じというのは、それほど強いアピール力があります。
共通点は、つながりを感じさせるきっかけになります。
縁もゆかりもない人であっても、共通点があるというだけで、不思議な縁を感じてもらえるでしょう。
知らない相手であっても、共通点が多いとわかるにつれて、会いたい気持ちが強くなっていくでしょう。
たとえ最初は抵抗感があっても、大きな共通点があれば心が動かされ、考え直してくれる可能性があります。
不思議な運命を感じてもらえ、承諾してもらえる可能性がアップするのです。