「誰にも会いたくない」
そんなときはありませんか。
そんなときは誰にも会いたくない気持ちになるでしょう。
人を避け、外出を控え、部屋に閉じこもりたくなるでしょう。
自己啓発の多くは「誰にも会いたくないときこそ人に会いに行こう」といった考え方が定番です。
こんなとき、自分を責めないことです。
「誰にも会いたくないと考えるのはよくない」
「部屋に閉じこもるのは悪いことだ」
「落ち込んでいる自分は情けない」
「人を避けるなんて、自分はなんて愚かなのだろう」
「つらいときこそ人と関わりを持たなければいけない」
自分を責めたり叱ったりしたくなるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
自分を責める必要も叱る必要もありません。
自分を責めたり叱ったりすると、ますます落ち込んでしまいます。
余計に立ち直るのが難しくなります。
無理をしなくていいのです。
無理をすると、自分にむちを打つことになります。
余計にストレスをためることになります。
ますます人に会いたくなくなるでしょう。
元気がないときに誰かに会うと、話も盛り上がらず、相手の迷惑になるでしょう。
誰にも会いたくないとき、わざわざ人に会っても、ますます疲れるだけです。
「誰にも会いたくない」という自分もあっていいのです。
「誰にも会いたくない」という自分も素晴らしいことです。
どこが素晴らしいのか。
ありのままの自分を表現しているからです。
自分に嘘をつかず、正直になっています。
人間ですから「誰にも会いたくない」というときもあります。
そういうときは無理をせず、ありのままの気持ちを受け入れてください。
「誰にも会いたくない」という自分を認めて、受け入れてください。
しばらく人目を避けるのもよし。
しばらく部屋に閉じこもるのもよし。
「元気の充電時間」と考えましょう。
たまにはそういう過ごし方も悪くありません。
自然な自分を受け入れると、気持ちが楽になり、心も軽くなります。
落ち込みからの立ち直りも早くなるのです。
無理をしないのが一番です。
「誰にも会いたくない」という自分を認めてください。
「誰にも会いたくない」という自分も、正直な自分です。
ありのままの気持ちに従えば、心が元気を取り戻すのも早くなります。
無理をしないほうが、落ち込みの回復も早くなります。
「誰にも会いたくない」という自分を認めると、不思議と誰かに会いたくなります。