「また会いたい」と思われる人になるなら「あるポイント」を見つけ出しましょう。
それは「共通点」です。
共通点なら何でもかまいません。
年齢、出身地、趣味、職種、家族構成。
好きな食べ物だけでなく、苦手な食べ物でもかまいません。
得意な科目ではなく、不得意な科目でもかまいません。
もし共通点が見つかったら、きちんと言葉に出して、自分と同じであることを伝えましょう。
「私も同じです」「一緒ですね」と言えば、印象的になり、相手の記憶に残ります。
たまたま共通点を見つけるのもいいですが、積極的になったほうが、より見つけやすくなります。
「どこかに共通点はないだろうか」と意識しながら会話をすれば、見つかりやすくなります。
少しでもいいので「似たもの同士」と思わせることです。
「共通点の多い人とはまた会いたくなる」という法則があります。
共通点が見つかると、親近感が生まれ、仲間意識が芽生えます。
不思議なつながりを予感させ、運命を感じてもらえます。
共通点が見つかれば見つかるほど、相手はあなたにまた会いたくなるのです。
共通点の発見で見落としがちなのが「経験」です。
同じ経験も、れっきとした共通点です。
浪人の経験、失恋の経験、一人旅の経験、一人暮らしの経験、海外旅行の経験。
相手が自分と同じ経験をしていることがわかれば、自分も同じ経験があることを伝えましょう。
「私も同じ経験があります」という一言でいいのです。
相手はほころんだ表情になり、仲間意識を感じてもらえるはずです。
どんな相手であっても、どこかに共通点があります。
なかなか共通点が見つからないこともあるでしょう。
生まれや育ちが違う相手なら、なおさらです。
大切なことは「共通点は必ずある」と信じることです。
DNAレベルで考えると、私たち人間はすべて、同じ親から生まれた遠い親戚同士ですから、どこかに必ず共通点があります。
相手とは相違点ばかりかもしれませんが、それでも諦めないことです。
たとえ自分とは真逆の相手であっても、しっかり探せば、どこかに共通点があります。
宝探しをする感覚になれば、楽しく共通点を探していけるはずです。
共通点とはいえ、完全一致でなくてもかまいません。
共通点は「だいたい同じ」でいいのです。
だいたい同じであれば、共通と呼べる範囲が広がって見つけやすくなります。
たとえば、自分が愛媛県出身で、相手が高知県出身なら「同じ四国出身ですね」と言えるでしょう。
1つでも共通点を多く見つけていきましょう。
共通点が多ければ多いほど、また会いたくなるのです。