初対面で好印象を与えるなら「あること」を探してください。
それは、共通点です。
挨拶と自己紹介を済ませ、雑談を楽しんでいると、ふと共通点が見つかることがあります。
共通点はさまざまです。
「笑いのツボが同じ」といった感性的なことでもいいでしょう。
共通点が見つかれば、仲良くなったのも同然です。
にこにこしながら「同じですね」と言いましょう。
共通点は、心理的な距離を縮め、心のガードを下げる働きがあります。
自然と親近感が湧き、仲間意識が生まれます。
共通点は、自然と見つかることもありますが、受け身な姿勢では不十分です。
大切なのは、積極的に見つけていく姿勢です。
「どこかに共通するところはないだろうか」と思って探すほうが、注意力が高まって、共通点が見つかりやすくなります。
共通点の上手な探し方は「幅を広げること」にあります。
完全に同じではなくてかまいません。
だいたい同じならいいのです。
たとえば、誕生日がぴったり同じでなくても、誕生月が同じなら、共通点になります。
出身地が、市町村まで同じでなくても、同じ県ならやはり共通点になります。
年齢が同じでなくても、世代が同じなら、共通点の1つとしてカウントしてもいいでしょう。
幅を広げると、共通点はたくさん見つかるでしょう。
「きっとどこかに共通点がある」と信じて探すと、観察力がアップして、ますます見つかりやすくなります。
共通点が1つ見つかっても、満足するには早すぎます。
会話をしながら、引き続き2つ目・3つ目の共通点を探していきましょう。
共通点は、少なくて困ることはあっても、多すぎて困ることはありません。
初対面であっても、共通点をたくさん見つけることは可能です。
むしろ初対面だからこそ、積極的に共通点を探す姿勢が大切です。
共通点がたくさん見つかるほど、好印象もアップします。
共通点がたくさん見つかると「運命的な何か」を感じ、見えないつながりを意識するでしょう。
宝探しの感覚で、わくわくしながら共通点を探しましょう。
共通点が見つかると、自然と親近感と仲間意識が湧き、好印象につながります。
共通点は、相手と仲良くなるためにあるのです。