人付き合いをうまく続けていくためのコツは「細く永く」付き合っていくことです。
「細く永く」のお付き合いのためには、あまり力みすぎないことが大切です。
力みすぎると、一緒にいて疲れてしまうからです。
少しでも盛り上げようと力むのはいいのですが、毎回会うたびに力まれると、こちらまで力まなければなりません。
これはちょっと疲れます。
クラブのママも「毎週来てくださるお客さまより、月1回でも永くいらしてくださるお客さまのほうが嬉しいですね」と言います。
大切なことは「細く永く」です。
これだけです。
難しいことではありません。
私の友人で、付き合いやすい人がいます。
一緒に食事をするときは、比較的さっぱりしています。
1回1回がさっぱりしていると、会話も関係も気持ちよくいられます。
食事の後は、無理やり2次会に誘いません。
食事が終われば、あっさり「じゃあ、またね」と言い、爽やかです。
その友人と食事をするときは、いつも時間が短くてすみ、精神的に楽です。
1回の時間が短い代わりに、会う回数が増えます。
会う回数が増えますから、関係が安定します。
長続きするのです。
その友人とは今、住んでいる場所が離れてしまったのですが、いまだに連絡は取っています。
力みすぎないことが、長続きのコツなのです。