私の友人で、気の利く人がいます。
いつも何かのお礼のときには、私の部屋に置き手紙を残していってくれます。
お礼の手紙は、受け取るほうも、気持ちいいものです。
置き手紙ということですから、私はその時間には外出して部屋にはいなかったことになります。
もしかしたら、深夜で私が寝てしまっている時間かもしれません。
それはそれで仕方ないことです。
しかし、私のことを気遣って、置き手紙をわざわざ残してまでも感謝を伝えたい気持ちが、余計に嬉しくなるのです。
置き手紙には、しっかり置かれた時間もかかれています。
そうすることで、その時間には何をしていたのか、置いてからどのくらい経ったのかがわかります。
私も今では、友人に少しでも早くお礼を言いたいときには、置き手紙をするようにしています。
電話でのお礼でもかまいません。
しかし、もしかしたら、そのときに友人は忙しい用事の最中かもしれません。
相手の邪魔にならないようなメールや置き手紙は、気持ちのよいお礼の方法です。
相手の時間を大切にしながら、感謝を伝えることができるのです。
そうすることで、気持ちのよいお付き合いができるのです。