お礼は早ければ早いほど、感謝の気持ちが込められています。
お礼は、電話1本でも、メール1通でもかまいません。
すぐお礼を伝えるのが、感動を伝えるためのコツです。
私の父と母は、2人ともお礼をするのが早いです。
両親が親戚の家に1晩泊めてもらってお礼を言うときには、親戚との別れ際のぎりぎりまで言っています。
「ありがとうね」を何度も言ってます。
自宅に帰ってからも、すぐお礼の電話をします。
「ただ今、家に着きました。泊めていただいてありがとうございました」という、お礼の電話です。
家に帰ってドアを開ければ、真っ先に電話に向かっていくところは、さすがだなと思いました。
そんな両親からの影響を受け、私もお礼はできるだけ早くするようにしています。
お礼は早いほうが、気持ちが残っているので効果的です。
後からお礼をしようと思っていると、なかなかうまくいきません。
時間が経つと、気持ちがずいぶん冷めてしまっているからです。
時間が経ったお礼の電話は、少し冷たくなってしまうものです。
場合によっては、お礼を言うのをうっかり忘れてしまっていることさえあります。
お世話になったら、直後言うのが相手にも一番印象に残ります。
後回しにすると、気持ちが薄くなってしまうのです。
直後の気持ちなら、心に残っていますから、言葉の一言に重みがあります。
お礼が言いたいと思ったときが深夜なら、メールをしましょう。
相手の睡眠を邪魔せずに、伝えられます。
気持ちが熱いうちに送るメールほど、より感謝の気持ちが伝えられるのです。