バスは、私たちにとって最も身近な公共交通機関の1つです。
通勤や通学など、移動の足として、日頃からバスを利用している人も多いのではないでしょうか。
そんなバスで、気になる光景を目にすることがあります。
バスを降りるとき、無言のままの人がいます。
料金を支払って、運転手さんに会釈すらせず、何も言わずに降ります。
悪いことをしているわけではありませんが、何も言葉がないのは少し寂しい。
「運転手さんは当たり前の仕事をしているだけ」「お金を払う立場なのだからお礼は必要ない」と思っているのかもしれません。
しかし、運転手さんのお世話になっているのは事実です。
運転手さんは、いつも安全運転を心がけています。
多くの人の命を預かっているので、普通の運転以上に気を遣います。
運転手さんのおかげで、無事に移動ができています。
お世話になっているのですから、お礼の言葉は大切です。
たとえお金を払う立場だとしても、きちんとお礼の言葉を伝えたほうが丁寧です。
バスを降りるとき、運転手さんにお礼を言っていますか。
「ありがとうございました」の一言でいいのです。
運転手さんにとって、お客さんからのお礼は仕事の活力です。
お礼は、ないより絶対あったほうがいいものです。
お礼の言葉は、どれだけ言っても減るものではないのですから、どしどし言ったほうがいいのです。
にっこり笑顔を見せられればパーフェクトです。
お礼の一言で運転手さんは元気をもらい、ますます頑張れるのです。