「Aにしようか、Bにしようか」と迷っている人がいます。
結論から言ってしまうと、迷っているということは、どちらでもいいということです。
AにはAの長所と短所があるし、BにはBの長所と短所があります。
天秤に乗せて計ったとき、だいたいどちらも同じだから「迷い」というのが発生します。
どちらにしても、ほとんど大差がないことなのです。
大差がないなら、どちらでもいいのです。
むしろ心配なのが、この「迷い時間」です。
迷っている時間は多く、何か起こるたびに迷っていると、それだけ無駄な「迷い時間」が発生してしまうのです。
外食をするとき、いつも私はすぐメニューを決めるようにしています。
もし、くどくど悩んだあげくようやく決めても、食べている最中「やっぱりこっちのほうがよかったかな」と心残りが発生します。
この心残りが、せっかく決めた料理までも、まずくさせてしまうのです。
決めるときに、その価値を十分に引き出したければ、すぱっと決めることです。
迷いがないために、気持ちが1つに集中できています。
その分、価値を味わうことができるのです。