コーヒーをこぼして服に汚れが付いてしまうと、ショックを受けます。
特に買ったばかりの大切な服ほど、汚れたときの心の痛みは大きいです。
しかし、考えて見てみましょう。
別に、腕や足が切断されて、なくなったわけではありません。
腕や足は世界に1つしかないので、取り返しもつかず、大きなショックを受けます。
取り返しがつかないことは、ショックを受けて当然です。
しかし、服が汚れたからとはいえ、二度と取り返しがつかないわけではありません。
着替えればいいだけです。
新しい物を買えばいいだけです。
腕や足が切断されてなくなることに比べれば、大したことはありません。
服やものに執着せず「ダメになったら取り換えればいい。新しい物を買えばいい」と、楽観的に考えるくらいでいい。
自分の腕や足は、世界に1つしかありませんが、服はほかにもたくさん種類があります。
いくらでも、何度でも、取り換えが可能です。
新しい物を買ってもいいでしょう。
服が汚れたくらいで、大騒ぎをしないのです。