あるところにテニスサークルがあり、仲間同士がプレイしていました。
シングルスでプレイする人もいれば、ダブルスでプレイする人もいます。
あるときは勝ち、あるときは負け、それぞれが気持ちのいい汗を流しています。
それぞれのメンバーは、勝敗にかかわらず終始にこにこしています。
勝ったときも笑顔ですが、負けたときも笑顔です。
「強いですね」「やられちゃったなあ」「腕を上げましたね」とお互いが声を掛け合っています。
よく見かける光景ですが、趣味の理想的な楽しみ方を実現できています。
プレイできることに喜びを感じ、プレイそのものを楽しんでいるのです。
勝ち負けのある趣味では、結果に振り回されることがあります。
勝った人は明るい表情になり、負けた人は暗い表情になりがちです。
当然負けたほうは悔しいので、笑顔を見せるのは難しいように思われます。
悔しくて、悲しくて、つい涙を流しそうになることもある。
しかし、そうではありません。
趣味で大切なことは「楽しめれば良し」とする精神です。
あくまで趣味なのですから、勝ち負けの結果にこだわるより、まず楽しむことに集中するのが良い。
勝ち負けのある趣味の場合、勝つことにこだわりがちですが、あまりシリアスにならないことです。
熱くなりすぎないこと。
勝ち負けの結果は気にせず、あくまで楽しむことに専念しましょう。
プレイできることに喜びを感じることが大切です。
趣味は、エンジョイで始まり、エンジョイで終わるのが素晴らしいのです。
テニスであれば、ラケットでボールを打つことを楽しみます。
そうすれば、結果に関係なく、いつも笑顔でいられます。
勝っても負けても引き分けても、にこにこできる。
たとえ惨敗で終わったとしても「ああ、楽しかった!」とにこにこでき、十分な満足が得られます。
これは勝ち負けのある趣味すべてにいえることです。
勝ち負けのある趣味は、あまりシリアスになりすぎず、楽しむことに集中しましょう。
プレイそのものを楽しめば、勝っても負けても笑顔でいられるのです。