執筆者:水口貴博

自立できる子どもに育てる30の教育法

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勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。

勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。 | 自立できる子どもに育てる30の教育法

今は亡き、ケネディー大統領は、歴史に残る人物の1人です。

伝記によると、ケネディー大統領の幼少期は、親のしつけが厳しかったといいます。

特に、厳しかったのは、勝負に対してだったそうです。

ケネディー家では、親からのしつけは「勝ったか負けたか」ではなく「全力を出し切ったかどうか」を大切にしていました。

喧嘩で負けて帰ってきたときも、全力を出し切って負けたなら、親は逆に褒めてくれたそうです。

子どもに対するしつけ方には、たくさんのしつけ方があります。

いろいろなしつけ方があり、どれが本当によいしつけ方なのか迷ってしまいます。

たくさんのしつけ方があるように思えます。

しかし、実は、1つしかないのです。

子どもが全力を出し切るように、育てるだけでいいのです。

「ああしなさい、こうしなさい」と言っても、子どもですから一度にたくさんのことは覚えられません。

それより「全力を出し切りなさい」というほうが、子どもにとって受け入れやすい教育です。

全力を出し切ることさえ頭に入っていれば、子どもがいろいろな工夫をし始めます。

抽象的な指示のようですが、実は子どもにはわかりやすく、取り組みやすいアドバイスなのです。

勝ち負けにこだわるのはやめましょう。

勝ち負けより、全力を出し切ることを心がければ、自然と結果がついてきます。

子どもへの教育は「全力を出す」、たったそれだけでいいのです。

自立できる子どもに育てる教育法(21)
  • 勝ち負けより、全力を出させることを大切にする。
「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。

自立できる子どもに育てる30の教育法

  1. 子どもは、自分から自立していく。
  2. 勉強は、学校で学ぶ。
    感情は、家庭で学ぶ。
  3. 甘えさせてもいい。
    ただし、甘やかしてはならない。
  4. 「難しい」と答えると、子どもは自立できない。
    「簡単」と答えると、子どもは自立する。
  5. 子どもは、親の真似をする。
    自立した親からは、自立さえも真似をする。
  6. 「痛み」を経験することで、免疫ができる。
  7. 親が笑うと、子どもは安心する。
  8. 子どもの経験を、親が横取りをしない。
    自分のことは、自分でさせるだけでいい。
  9. 子どもに押し付ける親は、失敗する。
    子どもに任せる親が、慕われる。
  10. 「子どもを理解する親」が、愛される。
  11. 育て上手な親は、子どもと「つかず離れずの距離」を取る。
  12. 「ダメな子」と言うと、子どもがダメになる。
    「それでいいんだよ」と言うと、成長する。
  13. 親の口癖は、人生の教訓。
  14. 働く姿を見せると、子どもは自立できる。
  15. 自分の部屋を持つことで「管理能力」を養うことができる。
  16. 自立するために必要なのは、親離れより子離れ。
  17. 子どもにあえてお金を持たせることで、金銭感覚を磨かせることができる。
  18. 「叱る教育」ではなく「褒める教育」をする。
  19. 聞くは一時の恥。
    聞かぬは一生の恥。
  20. 大事な場面での沈黙が、子を育てる。
  21. 勝ち負けより、全力を出し切ったかどうかが大切。
  22. 「大丈夫」と言うだけで、子どもの可能性は広がっていく。
  23. 自分のことを教えてくれる一番の先生は、自分だ。
  24. 学生の仕事は「勉強」だ。
  25. 子どもの長所は、好きなだけやらせるときに、大きくなる。
  26. 「何になりたいか」より「何がしたいのか」。
  27. 家族旅行で、親の自立した姿を見せることができる。
  28. 「自問自答」できる人が、自立する。
  29. 「かわいい子には、旅をさせよ」
  30. 泣きたいときには、泣かせてあげよう。
    泣くことで、子どもは強くなる。

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