今は亡き、ケネディー大統領は、歴史に残る人物の1人です。
伝記によると、ケネディー大統領の幼少期は、親のしつけが厳しかったといいます。
特に、厳しかったのは、勝負に対してだったそうです。
ケネディー家では、親からのしつけは「勝ったか負けたか」ではなく「全力を出し切ったかどうか」を大切にしていました。
喧嘩で負けて帰ってきたときも、全力を出し切って負けたなら、親は逆に褒めてくれたそうです。
子どもに対するしつけ方には、たくさんのしつけ方があります。
いろいろなしつけ方があり、どれが本当によいしつけ方なのか迷ってしまいます。
たくさんのしつけ方があるように思えます。
しかし、実は、1つしかないのです。
子どもが全力を出し切るように、育てるだけでいいのです。
「ああしなさい、こうしなさい」と言っても、子どもですから一度にたくさんのことは覚えられません。
それより「全力を出し切りなさい」というほうが、子どもにとって受け入れやすい教育です。
全力を出し切ることさえ頭に入っていれば、子どもがいろいろな工夫をし始めます。
抽象的な指示のようですが、実は子どもにはわかりやすく、取り組みやすいアドバイスなのです。
勝ち負けにこだわるのはやめましょう。
勝ち負けより、全力を出し切ることを心がければ、自然と結果がついてきます。
子どもへの教育は「全力を出す」、たったそれだけでいいのです。