趣味を長く続けていると、だんだん上達して自信もついてきます。
始めたばかりのころは不慣れでたどたどしかったのに、いつの間にかすっかりうまくなっている。
入門や基礎のレベルはとっくに卒業していて、中級以上のレベルに達しているのです。
ある程度のレベルに達したら、大会やコンクールにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
趣味によっては、大会やコンクールが存在していることがあります。
たとえば、趣味でランニングをしている人なら、マラソン大会の出場にチャレンジです。
地元でマラソン大会が開催していれば、エントリーしてみるといいでしょう。
自分がどのくらいの実力なのか具体的にわかります。
タイムは遅くても、完走できればメダルをもらえるので、大きな自信につながるはずです。
趣味で絵画を描いているなら、絵画コンクールに応募してみます。
入賞する・しないは関係ありません。
入賞しなくても、応募したことは経験の1つになります。
応募作品が一覧に掲載されれば、人の目に留まるので無駄にはなりません。
もし入賞できれば、それはそれで素晴らしいことです。
うまくいけば、そのまま仕事につながる可能性があります。
趣味で漢字や英語を勉強しているなら、検定試験を目指すのもありでしょう。
世の中にはさまざまな検定があって、大抵のジャンルに検定が存在しています。
英語なら英語検定があり、漢字なら漢字検定があります。
資格によっては履歴書に書けることもあり、就職活動するうえで武器にもなることもあります。
好成績や入賞を目指すのもいいですが、大切なのは「まず参加を決めること」です。
のんびりマイペースで趣味を楽しむのいいですが、何か目標があると、わくわくする機会が増えます。
大会やコンクールがモチベーションにつながり「よし、もっと頑張ろう!」と気合が入ります。
趣味に張りが生まれ、大きな励みにもなるので、趣味の楽しさがますますアップするのです。
また自分が今どの程度のレベルにいるのか、客観的に自分の実力を把握できたり、ほかの実力者と出会って励みになったりします。
費用は少しかかるかもしれませんが、趣味を深めるためのお金と思えば安いもの。
趣味のレベルアップの加速にもつながります。
大会やコンクールを目指すことが決まると、見える景色が変わるのです。