『釣りバカ日誌』という漫画があります。
主人公の浜崎伝助は、鈴木建設の営業課に勤める万年平社員。
出世には興味がなく、これといった趣味もなく、毎日淡々と真面目に仕事をこなす日々を送っていました。
趣味は、意識してするものではありません。
無意識にしてしまうものです。
頑張るという概念はありません。
趣味が、1つの学校のようなものです。
趣味を一生懸命やれば、楽しいだけでなく、自己成長につながります。
あらゆる趣味は、自分磨きに通じます。
実益のない趣味があります。
実益のない趣味は、仕事や生活に役立つことがなく、無意味なことだと思われがちです。
楽しいことは楽しいのですが、これといって生かされることがないのです。
趣味とは何でしょうか。
趣味は、心の万能薬です。
心が落ち込んだときは趣味をしましょう。
人は誰でも、年を取れば記憶力が衰えます。
「今さら趣味を始めても、難しいことは覚えられない」という声が聞かれます。
老いは誰にでも来るものです。
楽しい時間を過ごすためには、個人と団体のどちらがいいのでしょうか。
「楽しい時間を過ごす」と聞くと、みんなでわいわいしているイメージがあるのではないでしょうか。
スポーツ・旅行・テーマパークなどは、人と一緒に行うものと思われがちです。
「私には才能がないのでできません」という人がいます。
趣味をするには才能が必要だと思っているようです。
たしかに上手にやるためには、ある程度の才能が必要であるように思われます。
「趣味がなくても生きていける」と言う人がいます。
たしかのそのとおりです。
人生に必要なものというわけではありません。
自分らしく生きるためにはどうすればいいのでしょうか。
趣味を楽しみましょう。
趣味は、自分らしさの象徴です。
こそこそ楽しむ趣味もあっていいのです。
むしろこそこそ楽しんでいることこそ、本当の趣味です。
本当の趣味は、人から認められるためにやりません。
「カレーはスパイスの芸術品」と言われています。
カレーは、スパイスを加えることで味が変わります。
スパイスにはたくさんの種類があり、組み合わせによっても味が変わります。
大人になってから友達が作りにくいといわれます。
学生時代は簡単に友達を作れましたが、社会人となると、なかなか思うようにいきません。
同じ職場の人とある程度仲良くなることはあっても、仕事が絡むと、ビジネスチックな関係になります。
趣味を楽しんでいるとき、よくおならが出ると思いませんか。
読書や映画鑑賞を楽しんでいると、おなかがむずむずしてきます。
スポーツやアウトドアを楽しんでいるときも、おなかがむずむずしてきます。
人は裏切ることがあります。
仲良くしている人から、ひどい嘘をつかれたり、騙されたりすることがあります。
「えっ、そんな人だったの?」となることがあるのです。
ぼけを防止するにはどうすればいいのでしょうか。
その方法の1つは「趣味を一生懸命楽しむこと」です。
趣味は、楽しい時間を過ごせるだけでなく、ぼけ防止という副次的な効果もあります。
趣味を無駄と思ってはいけません
趣味を無駄と考えることほどむなしいことはありません。
趣味は人生を豊かにしてくれる、最強のツールだからです。
人生の基本は、1人です。
生まれるときも1人、死ぬときも1人です。
1人は人生の基本であり、すべての人に共通しています。
夫婦円満を保つにはどうすればいいのでしょうか。
「夫婦で楽しめる趣味」をおすすめします。
映画鑑賞、美術鑑賞、テニス、ウォーキング、ランニング、ガーデニング、キャンプ、登山、ハイキング、家庭菜園。
未来を変えるというのは大それたことをする必要はありません。
今の趣味をこつこつ続けていくだけでいいのです。
平凡な趣味でも、小さな趣味であってもいい。
趣味とは、形を変えた恋人です。
人ではありませんが、人のように愛する存在です。
趣味を楽しんでいるときの様子を思い浮かべてみてください。
世間では「成功するなら一点集中が良い」といわれています。
あれこれ手を出していると中途半端に終わります。
「多芸は無芸」という箴言があるように、あれこれ手を出していると、リソースが分散します。
自分の趣味を紹介したとき、思わぬ一言を言われることがあります。
「そんなの趣味じゃない」と否定されてしまうのです。
誰でも普通にやっている日常的なことは、趣味らしくないと思われやすいもの。
気づいていないかもしれませんが、あなたは趣味の夢を見たことがあります。
一度どころではありません。
数え切れないほど何度も見ています。
「私はいつも趣味が続かない。いつも中途半端に終わる」という人がいます。
ここに誤解があります。
中途半端に終わることが悪いことだと思っています。
仕事に一生懸命な人がいます。
与えられた責務を全うしようと本気です。
質の高い結果を出すために、ベストを尽くしています。
「何も残らない趣味は無駄」と言う人がいます。
モノ作りや創作活動のように、形として残る趣味もあれば、何も残らない趣味もあります。
たとえば、よく挙げられるのが、ゲーム、スポーツ観戦、ギャンブルです。
世の中には、さまざまな種類の趣味があります。
読書、映画鑑賞、音楽鑑賞、美術鑑賞、楽器演奏、カラオケ、ウォーキング、ランニング、各種スポーツ、旅行、登山などなど。
インドア系の趣味もあれば、アウトドア系の趣味もあります。
あなたには、長く続いている趣味はありますか。
「長い」といっても人によって期間は異なりますが、目安としては「10年」です。
10年以上続いている趣味があるなら、それは素晴らしいことです。
趣味人は、趣味のために生きています。
仕事のある日でも、家に帰ってから趣味に打ち込みます。
休日はもちろん趣味三昧です。