ぼけを防止するにはどうすればいいのでしょうか。
その方法の1つは「趣味を一生懸命楽しむこと」です。
趣味は、楽しい時間を過ごせるだけでなく、ぼけ防止という副次的な効果もあります。
趣味を一生懸命楽しんでいると、いろいろな刺激が舞い込んできます。
アウトドアなら体を動かし、運動神経が刺激され、自然と鍛えられます。
アウトドアとはいえ、戦略や戦術を考えることが必要な場面も多く、意外と頭を使います。
体を動かすことで脳の血流量が増え、脳が活性化されるのです。
インドアでも、頭を使ったり手を動かしたりなどするので、脳が刺激されます。
「手は第2の脳」「手は体の外に出た脳」とも言われ、積極的に手を動かすことは脳の健康に良いことで知られています。
趣味を通して友人も増え、コミュニケーションが活発にもなります。
楽しい、嬉しい、面白いといった感情が湧き上がり、おのずと感動する機会も増えます。
また趣味を通してチャレンジしていると、新鮮な刺激にも恵まれるので、脳の健康にますますプラスとなるのです。
ぼけ防止に、これほど効果的なものはありません。
注意したいのは、趣味も楽しみもなく、ぼうっとしている人です。
頭も体も動かさないのは、脳の健康にマイナスです。
受け身で生きていると、刺激が少なくなります。
体の筋力が衰えるだけでなく、どんどん脳機能が衰えていき、ぼけに向かって一直線です。
無趣味で生きるのも悪くありませんが、ぼけ防止の観点で言えば、やはり趣味を持つほうが脳の健康維持に役立ちます。
ぼけたくないなら、趣味に生きるのが良い。
「死ぬまで趣味を楽しむぞ!」と意気込んでいる人は、ぼけません。
趣味にお金を使うことがあっても、ぼけ防止の費用と思えばいいことです。
趣味をしていると時には大変なこともあり、疲れたり考えさせられたりすることもありますが、その刺激もぼけ防止に役立ちます。
趣味を一生懸命楽しんでいるときは、脳も活性化されていて、身も心も元気になっています。
趣味は、ぼけ防止の特効薬なのです。