「趣味がなくても生きていける」と言う人がいます。
たしかのそのとおりです。
人生に必要なものというわけではありません。
趣味がないからといって死ぬことはありません。
病気になるわけでもなければ、罰則があるわけでもありません。
もちろん無趣味の人生を歩むのもいいのです。
本人が納得しているなら、それも人生です。
無趣味でも平気という人も多い。
これといった趣味は持たず、ひたすら仕事人間として生きるのも良し。
むしろ趣味がない分出費が減って、お金が貯まりやすくなるでしょう。
貯蓄のしやすさでいうと、無趣味のほうが有利といえます。
趣味がなければ体力も時間も節約できます。
無趣味の人生もありだし、趣味がなくても問題なく生きてはいけます。
ただし、1つ言えることがあります。
人生をより充実させたいのなら、やはり趣味を持っていたほうがいいのです。
趣味は、人生に「彩り」を与える存在です。
喜びや楽しさ、癒やしやリラックス、そして感動です。
知識や技術が身についたり、さまざまな経験が増えたりなど、自己成長にもつながる側面もあります。
新しい出会いが増えれば、人間関係の輪も広がります。
人生の生きがいとなり、前向きにしてくれる力があります。
趣味は、さまざまな恩恵をもたらしてくれます。
時には悩まされたり、ストレスを感じたりすることもありますが、それも含めて趣味の醍醐味です。
趣味は、寿命に影響することもあります。
趣味がないと、うまくストレスを解消できず悩まされますが、趣味があれば、ストレス解消はスムーズです。
趣味があると、おのずと目標や予定もできます。
それが心の支えとなり、未来に希望が持てます。
その前向きな力が、寿命に影響するのです。
趣味にお金はかかるかもしれませんが、趣味から得られる恩恵に比べれば大したことありません。
趣味の可能性は無限大です。
その気になれば、何でも楽しめるはずです。
「単なる暇つぶし」と言ってしまえばそれまでですが、見方を変えれば「有意義な暇つぶし」とも言えます。
そもそも人生そのものが壮大な暇つぶしです。
人生は、80年ないし100年です。
趣味がないと、やることがなくて暇を持て余します。
人生という名の暇つぶしを有意義なものにするためにも、趣味を持っていたほうが断然プラスでしょう。
趣味は、人生に必須ではありませんが、とても大切なものです。
人生に彩りを加える存在だからです。
趣味を持つことで、日々が明るくなって、より人生が充実し、鮮やかな精彩を放つのです。