趣味の上達に必要なのは「有益な指摘」です。
「なかなか上達しない」
「最近、成長が止まっているような気がする」
「結果を出せず、どこに問題があるのかわからない」
趣味の上達が停滞期に入ってしまい、これ以上どうしていいかわからないときもあるもの。
そうした悩みを抱えているとき、先生やコーチを頼ってみてはいかがでしょうか。
自分のやり方にこだわる人もいるでしょうが、自己流にも限界があります。
どんな趣味にも、オーソドックス(正統派・正統的)があります。
ランニングにも正しいフォームがあり、ゴルフにも正しいスイングがあり、筋トレにも正しいトレーニング法があります。
創作活動のように自己流で良しとされることであっても、基本的なマナーや最低限のルールがあるものです。
自分の好きなようにやるのもいいですが、それは間違っているやり方かもしれません。
良かれと思ってやっていることが、実際は無意味や逆効果となっていて、上達の妨げになっているケースがあるのです。
悪いところは、なかなか自分では気づけません。
思い込みがあると、悪いところがあっても、違和感なくスルーしてしまいます。
自分が正しいと思っていることは、何回チェックしてもOKになります。
間違いに気づかないかぎり、修正も改善もできません。
いつまでたっても悪いところに気づけず、結果として停滞やスランプにつながっていることがあるのです。
そこで必要なのが「先生やコーチからの指導」です。
プロの厳しい目でチェックしてもらうと、悪いところを見つけてもらえます。
改善するための方法も教えてもらえます。
プロスポーツ界では、コーチをつけることが常識となっています。
コーチをつけず、自分一人で頑張り、自己判断に頼るだけでは、改善点に気づくことが困難です。
自分一人では視野も狭くなったり、主観的になったりします。
客観的にチェックしてくれる存在がいることで、スムーズな上達を実現させているのです。
普段やっていることを見てもらうことで、先生やコーチから「ここが良くない」「こうすればいい」と指導してもらえます。
好みでない方法を勧められるかもしれませんが、プロの言うことは何であれ、まず素直に聞いてみることが大切です。
最初は意味がわからなくても、実践してみると「なるほど」と納得できることがあります。
指導してもらうことでスムーズな上達を実現でき、スランプからの脱却も早くなります。
技術面だけでなく、精神面も含めていろいろな相談に乗ってもらえるので、大きな支えにもなるでしょう。
「人の指図は受けない」と我を張るのではなく、素直にプロの指導を受けることで、突破口を見いだせるのです。
これから新しいことを始めようとする人もいるでしょう。
1人で始めるのも悪くありませんが、スムーズに身につけたいなら、同じ理由から、できるだけ先生やコーチから学ぶのが得策です。
基礎や基本からきちんと教えてもらえるのでスムーズに学べ、間違っている点があれば、すぐ直してもらえます。
すべては趣味の上達のためです。
自己流が好きな人であっても、一度検討してみる価値はあるのです。