「歩いている」という状態を、少し離れた距離から見てみましょう。
「地面の上を歩いている」と言えばそうですが「地面を踏んづけながら歩いている」ともいえます。
踏んづけているというのは、少し横柄です。
そこで考え方をスイッチしてみましょう。
「歩いている」のではなく「歩かせてもらっている」と考えます。
あなたは、いつもどのような散歩コースを歩いていますか。
歩いている散歩コースを、いま一度振り返ってみましょう。
そこに道がなければ、今のあなたはいないです。
運動する機会もなかったでしょう。
そこに道があるから歩くことができる。
歩くことができるから健康でいられます。
歩いているときには「歩かせてもらっている」と考え、大地に感謝することが大切です。
「そこに道があってありがとう」
「そこに川があってありがとう」
「そこに山があってありがとう」
「そこに階段があってありがとう」
世の中には、歩きたくても歩けない人がいます。
そういう人から見れば、ただ歩けるだけでも恵まれていることです。
道にはさまざまあります。
坂道・下り道・砂利道・野道・アスファルトの道などです。
どのような道であろうと、2本足で立って歩けるだけで、十分に幸せです。
当たり前に歩いていた道に、感謝の言葉をかけてみましょう。
歩かせていただく大地に、感謝するのです。