執筆者:水口貴博

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

30

散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。 | 散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

普通、私たちが散歩をするときは「保守的」になっています。

遠くまで歩いてみたい気持ちはあっても「戻れること」を前提に歩いています。

「この先の道は歩いたことがないな。歩いたらきちんと戻って来られるだろうか」

「もう少し先を歩きたいけど、戻るときの体力はないから諦めよう」

歩いても戻れる道を歩いたり、歩いたとしても、歩いて戻れるだけの体力などを考えたりします。

そのため、なかなか思いきった散歩ができません。

往々にして、同じ道を歩いてばかりになりがちです。

しかし、散歩の達人は違います。

恐れを知らない冒険家です。

「歩いて戻れる」とか「歩いて戻れるだけの体力」など小さなことは考えず、どんどん歩きます。

では、道に迷って迷子になったときは、どうするのでしょうか。

近くにいる人に、道を聞けばいい。

人がいない山奥となれば話が別ですが、普通に街を歩くなら、さほど心配する必要はありません。

もし、歩いて戻れる体力がなければ、乗り物を使って戻ればいい。

「一番近いバス停はどこですか。一番近い駅はどこですか」と聞きましょう。

わずかなお金があれば、交通費くらいはあるはずです。

最悪、タクシーを使ってもいい。

どんなに遠くへ歩いてしまっても、そこに人がいるなら、迷子になろうと思っても、必ず助けてくれる誰かがいます。

そう考えると、何も怖いことはありません。

いい年して迷子になることを恐れることはありません。

いい年して迷子になるのを前提に、どんどん歩いてしまいましょう。

どんどん歩いているうちに、散歩の達人になっているのです。

散歩の楽しみ方に気づくポイント(30)
  • 道に迷ったら人に聞き、戻れる体力がなければ乗り物に乗って帰る。
まとめ

散歩の楽しみ方に気づく30のポイント

  1. なぜ歩くと、疲れが取れて、元気が出てくるのか。
  2. 歩くことは、若々しい体と脳を保つ方法である。
  3. 大都会の中の散歩だからこそ、若返りの効果も高い。
  4. マスクをせざるを得ない状況で気づいた、意外な効用。
  5. 「歩いている」より「歩かせてもらっている」と考える。
  6. 時と場合によって、散歩は睡眠薬の代わりになる。
  7. 散歩の達人は、後ろを確認してから曲がり角を曲がる。
  8. 散歩の達人は、指を差すのがうまい。
  9. 散歩の達人のポケットには、紙とペンが入っている。
  10. 都会なら、自然による刺激を求めよ。
    田舎なら、人工による刺激を求めよ。
  11. 散歩の準備体操は、映画のオープニングと同じ。
    省略したくてもしないほうがいい。
  12. 博物館は、歩かされる散歩スポット。
  13. 散歩を「メイン」にしない。
    「サブ」にしたほうがいい。
  14. 散歩の達人は、目的に応じて歩くスピードを使い分けるのがうまい。
  15. 散歩の達人は、大自然と対話ができることに気づいている。
  16. 歩きたくなるためには、歩くメリットを考えればいい。
  17. 散歩の達人は、歩かなくていいところより、歩けるところを探す。
  18. 散歩の達人がウォーキング・シューズにお金をかける、本当の理由。
  19. 無理をしてまで歩かないのが、楽しく散歩を続けるコツ。
  20. 目線を上げたり下げたりするだけで、同じ道でも変わって見えてくる。
  21. 音楽は、テンションを最高潮まで一気に押し上げてくれる。
  22. 冒険心をくすぐる上手な歩き方。
  23. 意外なところに見つけた、夫婦円満の神様。
  24. 無邪気な犬と散歩していると、自然と長距離を歩きやすい。
  25. 同じ時間、同じ道で、同じ人を大切にする。
  26. 「階段」と思うから疲れが出る。
    「散歩コース」と思うと、疲れが快感になる。
  27. タオルが大げさなら、せめてハンカチを持参しよう。
  28. 散歩の達人は、ぶつぶつしゃべりながら歩く。
  29. 散歩の達人は、手を使って生命力を感じ取る。
  30. 散歩の達人は、いい年して迷子になることを恐れない。

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