あなたの好きなことは何ですか。
自分の好きなことがわかっている人もいる一方で、よくわからない人もいるでしょう。
たとえ自分の好きなことがわからないという人でも、生活のどこかで知らず知らずのうちに好きなことをしているはずです。
自分の好きなことを見つけるにはどうすればいいのでしょうか。
何かが自分の好きなことなのか、簡単にチェックできる方法があります。
衣食住を除き、今まで時間とお金を一番費やしたことを思い出してください。
それがあなたの好きなことです。
野球が好きな人は、野球に時間とお金を費やしています。
旅行が好きな人は、旅行に時間とお金を費やしています。
本が好きな人は、本に時間とお金を費やしていて、映画が好きな人は、映画に時間とお金を費やしています。
好きなことであれば、自然と時間とお金をかけようとします。
好きなことは、暇さえあれば接したいと思うのが特徴です。
好きなことは何度やっても飽きません。
何回繰り返してもエンジョイできます。
飽きないどころか「まだまだ楽しみたい」「もっと触れたい」「さらに突き詰めたい」という気持ちになります。
好きの衝動を抑えきれません。
好きなことは自然と接触回数が多くなるため、おのずと費やす時間も多くなります。
時間がかかることであっても、喜んで取り組もうとします。
手間暇がかかっても、その手間暇すら楽しく感じます。
好きなことは日頃からよく楽しむので、おのずと膨大な時間を投下することになるのです。
お金もそうです。
好きなことなら、お金がかかることでも平気です。
お金がかかることでも喜んで払います。
好きなことだからです。
好きなことは日頃からよく買ったり利用したりするので、おのずと費やす金額も増えていくのです。
たとえお金のかかることでも諦めません。
高額で今すぐ手が出せないときは、お金を貯めて手に入れようとします。
好きなことは、今まで費やした総額が桁違いです。
好きなことは、おのずと時間とお金を一番費やすことになります。
「気がついたら、こんなに時間とお金を費やしていた」となり、自分でも驚愕するのです。
さて、本題はここからです。
時間とお金をかけたことは、自分の「強み」でもあります。
時間とお金をかけたことは経験量が桁違いに多いので、知識も実力も一回り身についています。
失敗量も多いので、失敗談はもちろん、ノウハウも豊富です。
時間とお金をかけたことは、好きなことであると同時に、自分の強みにもなっているのです。
その分野に関してはおのずと博識になっているので、何時間でも語れたり、人に教えたりできます。
その強みを生かせば、仕事でも成果を出せるのです。