自分一人で頑張ることは、かっこいいことです。
自分の実力を試すということです。
逃げることも隠れることもしないということです。
人に頼らず、すべて自分の力で考えたり行動したりするということです。
私たちは「自分のことは自分でやるべき」と教わりました。
自分一人で頑張る人からは、自立した心と精神がうかがえます。
自分一人で頑張って目標を達成できれば、力があることの証明にもなります。
しかし、かっこいいのは、自分一人で頑張ることばかりではありません。
人の助けを借りることもかっこいいことです。
自分の力だけでは難しいと判断しました。
自分一人の力では及ばないこともあります。
そういうときは、素直に人の助けを借りるのが得策です。
きちんと自分の力不足を受け入れています。
見栄を張ることも恥ずかしがることもなく、問題解決に向けたアクションを起こしています。
これもまた、かっこいいのです。
自分一人で頑張るのが正しいという観念にとらわれていると、解決できることもできなくなります。
「大人なんだから」「もう子どもじゃないんだから」と人の助けを拒んでいると、いつまでも窮地から抜け出せません。
壁を乗り越えるには、自分の弱みをさらけ出すことが必要になることもあります。
かっこいいのは、自分一人で頑張ることだけではありません。
人の助けを借りることもかっこいいことなのです。