公開日:2023年8月20日
執筆者:水口貴博

生きるのが楽しくなる30の方法

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失敗した人には「ダメでしたね」より 「惜しかったね」と声をかけよう。

失敗した人には「ダメでしたね」より 「惜しかったね」と声をかけよう。 | 生きるのが楽しくなる30の方法

相手が失敗したとき、どんな声をかけるかです。

よく聞かれるのが「ダメでしたね」という言葉です。

相手の心の声を代弁した言葉です。

ダメと言われなくても、本人はわかっています。

しかし、ダメという言葉には、ネガティブな響きがあります。

失敗した人に「ダメでしたね」と声をかければ、相手はうなずくしかありません。

ダメと言われて嬉しい人はいません。

「情けないですね」という響きがあります。

責めているようなニュアンスにも聞こえます。

ネガティブ感を強調させることになって、ますます落ち込ませてしまいます。

失敗した人には、どんな言葉をかけるといいのでしょうか。

「惜しかったね」と声をかけましょう。

「惜しい」は、ポジティブな言葉です。

「惜しかったね」と言われると、相手は未来に希望を感じます。

「成功の手前だった」「次に期待できる」「もう少し頑張れば、次こそうまくいくだろう」と感じます。

せっかく声をかけるなら、前向きな声をかけたい。

大切なのは「次こそうまくいく」と未来に希望を感じさせることです。

「ダメだったね」より「惜しかったね」のほうが、未来に希望が持てるので、相手をより元気づけられるのです。

学校で人気の先生は「この答えは何かわかる?」と生徒を当てたとき、間違った答えが返ってきても、上手にリアクションします。

「惜しい! 答えは○○です」という前向きな返事をします。

それを聞いて、生徒は笑顔になるのです。

まったく惜しい状態でなくてもいいのです。

成功・正解から遠いとしても、惜しいと言われて悪い気はしません。

普通に「ダメ」「残念」「全然違う」だけの返事より「惜しい」と言われるほうが元気が出ます。

失敗した人には「惜しかったね」と前向きな声をかけて、元気づけましょう。

生きるのが楽しくなる方法(16)
  • 失敗した人に声をかけるときは「ダメでしたね」より「惜しかったね」というフレーズを使う。
壁にぶつかったときが成長のチャンスだ。

生きるのが楽しくなる30の方法

  1. 幸せは、探すものではなく、気づくもの。
  2. お金はなくても、幸せになれる。
  3. 明るいニュースは、必ず毎日1つはある。
  4. 愛の対象を、人に限定しない。
  5. 挨拶をしただけで、人の役に立ったことになる。
  6. 悪口は、途中で立て直すことが可能。
  7. 高級なものより、愛着のあるものを持つ。
  8. 努力不足を、不運と考えてはいけない。
  9. にわかファンを否定しない。
  10. 「人生を変えた映画」は、何度も鑑賞するのが醍醐味。
  11. 笑顔を見る機会を増やす、シンプルな工夫とは。
  12. 自然に対する畏怖の念を持つことで、謙虚になる。
  13. 自分の好きなことを見つけるにはどうすればいいのか。
  14. 自分一人で頑張ることも、かっこいいこと。
    人の助けを借りることも、かっこいいこと。
  15. 謙遜のつもりだとしても、自己否定の言葉は言わないでおくこと。
  16. 失敗した人には「ダメでしたね」より 「惜しかったね」と声をかけよう。
  17. 壁にぶつかったときが成長のチャンスだ。
  18. 約束を守りたいなら、約束の数を減らすこと。
  19. 約束のお願いをしすぎると、相手の負担となる。
    必要最小限に抑えるのがベター。
  20. ベストスコアは、運。
    アベレージスコアこそ、実力。
  21. 手を振られたら、手を振り返そう。
  22. 骨折をすることは幸せです。
    骨折をした人の大変さがわかるから。
  23. 席を詰めることも、親切の1つ。
  24. 真っ暗なのではない。
    目を閉じているだけだ。
  25. 自宅にお風呂があっても、銭湯に行くことがあっていい。
  26. 「怒られるのは嫌だ」と思うから、恐怖が膨らむ。
    「よし、怒られに行くぞ!」と思えば、恐怖が消える。
  27. 人生の醍醐味は、挫折したことへの再チャレンジにある。
  28. 勇気が出ないときは、背中を押してくれる人に会いに行こう。
    背中を押してくれる人がいなければ、書店に足を運ぼう。
  29. 誰でも簡単にできる、若く見られる方法とは。
  30. 壁に当たったら、喜ぼう。

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