あなたはもう十分頑張りました。
もう十分我慢しました。
長い間ずっと頑張り続けていて、努力と我慢の日々を送ってきました。
いつの間にか体にむちを打つことが増え、疲れがたまっています。
いつの間にか無理をすることが増えていて、ため息も増えています。
睡眠不足が常態化していて、肉体的・精神的な疲れが取れず、倦怠感に悩まされることが多くなっています。
口角を上げる時間より、眉間にしわを寄せる時間のほうが長くなっています。
このままでは眉間のしわが深くなって取れなくなってしまうでしょう。
小さな我慢も、毎日積み重なるとどんどん大きくなる一方です。
知らず知らずのうちにストレスをためていて、ぎりぎりの状態になっています。
頑張るのはいいのですが、頑張りすぎるのはよくありません。
無理をするのは体に毒です。
これ以上、自分を酷使すると壊れてしまいます。
人は、ロボットではなく、生身の生き物です。
いったん壊れると、回復に長い療養を必要とします。
必要な努力や我慢もありますが、だからといってやみくもに頑張ったり我慢したりするのにも限界があります。
もう無理に頑張るのはやめましょう。
もう我慢をやめてしまいましょう。
今必要なのは、SOSを出す勇気です。
つらいときには「つらい」と言ってください。
休みたいときには「休みたい」と言ってください。
無理だと思ったら「無理」と言ってください。
限界を感じたときは、きちんとSOSを出しましょう。
SOSは小さな一言でいいのです。
「相談に乗ってもらえませんか」
「手伝ってもらえませんか」
「休ませてもらえませんか」
誰かが助けてくれるのを待つのではありません。
自分から助けを求めなければいけません。
それは弱いことではありません。
申し訳ないと思う必要はありません。
もう十分頑張ったし、たくさん我慢もしたのですから、そのくらいのことをしてもバチは当たりません。
弱音を吐いたり助けを求めたりするのは勇気のいることですが、今のあなたには必要なことです。
SOSを発すると、新しい扉が開くのです。