落ち込んだときは、道端の雑草に目を向けてください。
あなたが普段使う道には、雑草が生えているところがあるでしょう。
コンクリートの割れ目、アスファルトの裂け目、歩道タイルの隙間。
そんな小さなところから伸びている雑草もあるのではないでしょうか。
道端の雑草はほとんど注目されず、踏まれてばかりです。
人に踏まれ、自転車に踏まれ、自動車に踏まれます。
犬にさえ踏まれます。
それでも枯れることはありません。
踏まれてぺしゃんこになっても、しばらくすると立ち上がります。
そして天に向かって草をぐいぐい伸ばしていきます。
踏まれては起き上がり、また踏まれては起き上がります。
草ごと引き抜かれても、しばらくすると、再び生え始めます。
なんてたくましいのでしょう。
なんて屈強な生命力なのでしょう。
雑草だからといってばかにしてはいけません。
小さくて地味な存在ですが、だからといって無視するのはもったいない。
私たちは、道端の雑草から学ぶところがあります。
落ち込んだときは、道端の雑草に目を向け、たくましさを見習ってください。
雑草から不屈の精神を学んでください。
けなげに頑張っている雑草に声をかけてみるのもよし。
「雑草さん、今日も頑張っていますね。私も見習って、たくましく生きていきます!」
どれだけ落ち込んでいても、雑草を見れば元気が出てきます。
地味に見えますが、実は非常にたくましくて、屈強な生命力があります。
踏まれても蹴られてもつぶされても、雑草のようにまた復活すればいいのです。
心は何度でも復活します。
人生は何度でもやり直せます。
雑草は、たくましさを教えてくれる先生なのです。