人間は本来、怠け者です。
ライターを発明したのも、楽をしたかったから。
自転車や車を発明したのも、楽をしたかったから。
エレベーターやエスカレーターを発明したのは、楽をしたかったから。
人は、楽をするためなら、途方もない発想と努力をする生き物です。
怠けるのはよくないことだと考えがちですが、誤解です。
人に怠ける心がなければ、人類の文明はここまで発展しなかったでしょう。
怠けるのはいけないと思いがちですが、実は素晴らしい発展を遂げるためには必要な要素なのです。
もし自分が怠けたくなったときは、こう考えてください。
「本来の状態に戻ろうとしているのだ」と。
人間は本来、怠け者です。
不思議なことではなく、むしろ自然なことです。
いつも気を張っていると、疲れます。
たまには怠けたほうが、気持ちも休まるでしょう。
もちろんずっと怠けてばかりではいけませんが、たまには本来の状態に戻る時間があったほうがいい。
怠けてしまう自分を悪く思わないことです。
予定表に「今日は怠けてもいい日」を作ると、より人間らしく生きられるでしょう。