限界を感じたら、やめてください。
やめてもいいのです。
「情けない」「恥ずかしい」と思うかもしれませんが、情けないことでも恥ずかしいことでもありません。
それが正しい選択です。
「つらい!」「限界だ!」「もう嫌だ!」という気持ちは心のサインです。
人は機械ではありません。
人には限界があります。
疲れもストレスも、気合や根性で何とかなるものではありません。
肉体的・精神的な限界は、根性論や精神論で対処できるものではありません。
無理に続けていると、体を壊したり心が折れたりして大変なことになります。
心が「限界だ!」と叫んでいるなら、それが正解です。
健康があっての人生です。
健康があっての幸せです。
限界を感じたら、やめてしまいましょう。
恐ろしい敵が近づいてきたら、逃げてください。
逃げてもいいのです。
かっこ悪い姿をさらすことになるかもしれませんが、気にすることはありません。
まず身を守ることが大切です。
見栄を張って無理に戦う必要はありません。
笑う人がいれば、笑わせておくことです。
ばかにする人がいれば、言わせておけばいいのです。
無理に戦うと大きなダメージを受け、回復に時間がかかります。
場合によっては致命傷を負ってしまい、命に関わる可能性もゼロではありません。
私たちには「逃げる」という最後の切り札があります。
逃げることは正当な防衛本能です。
ロールプレーイングゲームでは「逃げる」という選択肢があるように、私たちの人生も「逃げる」という選択肢があります。
それは普通のことであり、命と健康を守るために欠かせない選択肢です。
恐ろしい敵から逃げることは賢明な選択です。
不可能なことであれば、諦めてください。
諦めてもいいのです。
不可能なことは、何をどうやっても不可能だからです。
可能性があるなら粘るのもありですが、不可能なことであれば、すでに答えは出ています。
やみくもに続けたところで状況は変わりません。
貴重な時間やお金が失われるばかりです。
今まで費やしたリソースが大きいと、サンクコストの心理が働き「何とかならないか」と思ってしまいます。
惜しい気持ちもあるのかもしれませんが、続けたところでますます消費がエスカレートします。
諦めることも大事な決断です。
自分のリソースは限られているのですから、早めの決断が重要です。
不可能だと判断したら、潔く諦め、別の道に進みましょう。
早ければ早いほど賢明です。