嫌なことは、きちんと断りましょう。
何でもイエスばかり答えていると、周りに流されたり振り回されたりお金を失ったりします。
時には思わぬトラブルに巻き込まれることもあります。
何でも「はい、はい」と言って無批判に従っていると、どんどん利用される立場に追い込まれ、後から悔やむことになります。
できないことや必要ないことも、きちんと断ることが大切です。
断った後、なんとなく嫌な気持ちになることがあるでしょう。
罪悪感があったり気分が落ちたりすることは珍しくありません。
断ることは否定のアクションなので「悪いことをしたかな」「申し訳ないことをしたかな」と、もやもやすることが多いもの。
いい人であればあるほど、断った後は申し訳なさでいっぱいになるはずです。
しかし、まったく気にすることはありません。
自分を責める必要もありません。
むしろ断った自分を褒めてください。
そして断った自分を好きになりましょう。
きちんと意思表示ができました。
難しいことを乗り越えました。
断ることは勇気のいることであり「NO」と言うのは度胸が必要です。
何も行動していないように思えますが、誤解です。
断ることは、勇気のあるアクションを果たしたことになります。
だからこそ、きちんと断れたときは、そんな自分を褒めて、好きになってください。
お誘いがあっても、行きたくないなら断りましょう。
店員さんから服を進められても、ほしくないなら断りましょう。
仕事の依頼があっても、自分の限界を感じたときは断りましょう。
嫌なこと・できないこと・必要ないことは、その調子でどんどん断っていくのが正解です。
断れる人は、自分の軸を持った人です。
断ることができる人は、きちんと意思表示ができる強い人です。
自分に正直になることです。
自分に正直になることは、自分らしい生き方の実現です。
きちんと断った自分を好きになりましょう。
断るから未来が閉ざされるのではありません。
断るから未来を切り開けます。
断れる人は、自分らしい人生を実現できるのです。