ネガティブな人とポジティブな人の、違いの1つ。
それは、比較対象の違いです。
比較できるなら何でもよいわけではありません。
ネガティブな人は、自分の弱いところを考える癖があります。
「字が汚い」
「絵を描くのが下手」
どう100点を取るか。
ポジティブな人とネガティブな人は、100点の取り方にユニークな差があります。
ネガティブな人は、1回で100点を取ろうとします。
仕事には、結果とプロセスがあります。
結果とプロセスのどちらが大事でしょうか。
結果さえよければ、プロセスは投げやりでもいいのか。
ネガティブな人は、複雑に考える習慣があります。
仕事でも私生活でも、物事を複雑に考えたがります。
「難しく考えたほうが社会人らしい」
ネガティブな人は、本を読む習慣がありません。
普段から活字を読むこともあまりありません。
「本を読む時間がない」
ポジティブ・ネガティブの要因の1つ。
それは、普段の表情です。
顔は、表情を作るだけでなく、感情を生み出す場所でもあります。
誰にでも思い出したくない過去があるでしょう。
失敗や失態などの苦い思い出です。
もちろんたまには過去を振り返って、懐かしさを味わうのもいいでしょう。
1人で静かに考える時間はありますか。
陰気な雰囲気があってネガティブに思えるかもしれませんが、誤解です。
心を豊かにするためには大切な時間。
ネガティブな人は、短期で考える傾向があります。
目標や計画を立てるとき、短い期間を好みます。
たとえば、1日・1週間・1カ月などです。
ニュースの選び方は、気持ちにも影響します。
ニュースにはさまざまなジャンルがあります。
ここでは、ジャンルではなく「明るいニュース」「暗いニュース」という視点で考えてみます。
あなたは自分を、運がいい人間だと思いますか。
自分を運がいいと思うかどうかは、ポジティブになれるかどうかに関係しています。
もちろん運は、あくまで運。
チャンスをつかめるかどうかは、タイミングが重要です。
行動するタイミングによって、チャンスをつかめることもあれば、まったく逃してしまうこともあります。
さて、よいタイミングとして思い浮かべるのは、やはり「ベストタイミング」でしょう。
朝食をきちんと食べていますか。
朝食とポジティブに関係があるのかと思いますが、大ありです。
ポジティブな考え方が生まれるのは、脳です。
ネガティブな人に多く見られる特徴が、運動不足です。
日頃から体を動かす機会も少ない。
運動量が少ないと、なかなかポジティブになれません。
ネガティブな人は、夜型の生活を好む傾向があります。
夜が大好きで、夜更かしもしばしば。
昼夜逆転の生活を送っていることも珍しくありません。
精神状態は、生活環境からも影響を受けます。
なかでも特に強く影響を受けるのは、自分の部屋。
自分の部屋は、過ごす時間も長いため、気づかないうちに住人の心に影響します。
ポジティブやネガティブな感情は、脳から生まれます。
脳の調子が悪ければ、精神状態にも悪影響。
ポジティブな気持ちは湧きにくくなる一方、ネガティブな気持ちが湧きやすくなります。
あなたには、何でも話せる友人が何人いますか。
「何でも話せる」という点が重要です。
家族や恋人を除いて考えてみてください。
ポジティブな人とネガティブな人の差が現れやすい場面の1つ。
それは、トラブルが起こったときの対応です。
普段ストレスのない状態で、人の内側はなかなかわかりません。
記録をつける習慣はありますか。
記録に関することならすべて対象です。
日記・チェックシート・手帳・カレンダー。
世の中には、考えてもわからないことがあります。
考えてもわからないことへの対処の仕方で、ポジティブとネガティブの差が出ます。
ネガティブな人は、考えてもわからないことまで考えます。
ネガティブな人は「もうダメだ」という口癖があります。
勉強で少しつまずくと「もうダメだ。合格できない」と嘆く。
仕事でうまくいかないことがあれば「もうダメだ。上司に叱られる」と嘆く。
ポジティブな人とネガティブな人の、違いの1つ。
それは、失敗の受け止め方です。
失敗は悪者扱いされがちですが、受け止め方で印象が変わります。
ネガティブな人は、成功すると、まず調子に乗ります。
調子に乗るのはいいのです。
勢いとリズムに乗って仕事をすれば、物事がスムーズに進み、さらなる成功を呼ぶでしょう。
難しそうなことがあったとき、どうするか。
ポジティブとネガティブの違いが表れやすい点です。
ネガティブな人は、難しそうなら最初から諦めます。
「失敗は、避けるものではなく求めるもの」
こう聞けば、多くの人が違和感を持つに違いありません。
失敗をひとくくりで考えていませんか。
ネガティブな人は「人生に1つの無駄もあってはいけない」と考えています。
結果が出なければ「無駄なことをした」と自分を責める。
報われなければ「意味がなかった」とため息をつく。
ネガティブな人は、先生からしか学ぼうとしません。
先生だけが先生だと思っています。
たとえば、学識のある人や指導的立場にある人です。
「性格を改善したい」
「もっと優しい心を持ちたい」
「もっとポジティブになりたい」