ポジティブ・ネガティブの要因の1つ。
それは、普段の表情です。
顔は、表情を作るだけでなく、感情を生み出す場所でもあります。
表情を意識することで、自分の感情をコントロールできるようになります。
ネガティブな人は、いつもむっつりしています。
基本的に無愛想。
いつも不満そうな表情を浮かべ、幸せが薄そうな顔つきになっています。
嬉しいことがあっても、無表情で「ありがとう」と言うだけ。
感謝の言葉はあっても、感謝の表情になっていません。
嬉しいことや楽しいことがあったときだけ、にこにこします。
ネガティブな人だから元気のない表情で当然と思うかもしれませんが、違います。
むっつりするから、ネガティブになるのです。
表情は、感情を作り出す発電所のようなもの。
無愛想になっていると、不快・不安・憂鬱の感情が生まれ、ネガティブ思考が加速します。
ポジティブな人は、いつもにこにこしています。
特別嬉しいことや楽しいことがなくても、普段からにこにこした表情です。
口を閉じたまま、口角が上がっています。
明るい話は明るい表情で話しますが、暗い話も明るい表情で話します。
にこにこしていると、表情筋の信号が脳に伝わり、脳は「嬉しい出来事が起こっている」と錯覚します。
脳は、幸せな気持ちにさせる物質「ベータエンドルフィン」を分泌し始め、本当に明るい気持ちになります。
ポジティブだからにこにこしているのではありません。
にこにこしているからポジティブになるのです。