精神状態は、生活環境からも影響を受けます。
なかでも特に強く影響を受けるのは、自分の部屋。
自分の部屋は、過ごす時間も長いため、気づかないうちに住人の心に影響します。
部屋の状態が悪いと、心の状態にも悪影響が及びます。
ネガティブな人は、部屋の状態がよくありません。
まず部屋が暗い。
昼間であっても照明が薄暗く、雰囲気の悪い状態になっています。
自分の顔を鏡で見ると、部屋が暗いせいで顔色が悪く、不健康そうに見えます。
さらに散らかっています。
掃除や整理整頓がされておらず、辺りに物やごみが散乱しています。
ちりやほこりが舞っている。
定期的な空気の入れ替えもサボっているので、部屋の酸素濃度も低い。
もはや居心地の悪い部屋の見本のようになっています。
こんな部屋で、ポジティブな気持ちになれるほうが難しい。
自分の部屋にもかかわらず、落ち着かないでしょう。
居心地の悪い部屋に住んでいると、自分の心にも悪影響が及び、ネガティブになっていくのです。
一方、ポジティブな人は、部屋が快適な状態に保たれています。
まず部屋が明るい。
照明が十分明るく、夜でも昼間のような状態です。
掃除や整理整頓も定期的にしているので、常に部屋が清潔できれいな状態に保たれています。
ときどき窓を開けて空気を入れ替えているので、室内の空気も新鮮です。
いつお客さんが来てもよい部屋になっています。
ポジティブになりたいなら、まず部屋の状態を快適に整えましょう。
快適な部屋なら、そこにいるだけで気持ちも明るくなります。
部屋の状態を整えることは、心の状態を整えることでもあります。