壁上りを楽しむ遊びといえば何でしょうか。
そうです「ボルダリング」です。
フリークライミングの1つであり、ロープを使わず、ホールドという突起物を使って登っていくスポーツです。
崖を登るのは危険に思うかもしれませんが、下には柔らかいマットが敷かれているので、落ちてもけがをすることはありません。
また「チョーク」と呼ばれる滑り止めの粉を手に付けるため、手に汗をかきやすい人でも安心して遊べます。
ボルダリングのルールはシンプルです。
同じ色の突起物をつかんで登っていき、一番上まで登り切ればゴールです。
壁にはカラフルな突起物がたくさんあって、難易度によって色分けされています。
初心者であれば、初心者用の色の突起物を使って登っていきましょう。
必要な装備は、シューズとスポーツウェアだけです。
専用ウェアも必要なく、動きやすい服装であれば何でもかまいません。
自前で準備できなくても心配はいりません。
ボルダリングの施設ではスポーツウェアのレンタルをしているはずなので、手ぶらであっても楽しめます。
初めての人は、店員さんに初めてであることを伝えれば、親切にレクチャーしてくれるでしょう。
ボルダリングはオリンピック種目となっていて、気軽に楽しめるクライミングスポーツです。
ストレス解消にボルダリングはいかがでしょうか。
登ることは楽しいことです。
壁を登るだけとはいえ、不思議な楽しさ・面白さがあってすぐ夢中になるでしょう。
軽い気持ちで始めたところ、はまってしまう人が少なくありません。
なぜボルダリングには「楽しい」「懐かしい」と思える要素があるのでしょうか。
思い出してください。
私たちの祖先を遡っていくと「猿」にたどり着きます。
猿だったころの生活は「木登り」がメインでした。
そのため私たちは、歩いたり走ったりするより、登るほうが本能として自然に感じる要素があります。
最初はちぐはぐな動きになるかもしれませんが、しばらく楽しめば、昔を思い出したかのようにスムーズな動きとなるでしょう。
猿だったころの記憶がよみがえるのです。
登り切ったときの達成感は格別です。
仕事で嫌なことがあっても、ボルダリングであればすかっとストレス解消ができます。
初心者用のホールドを使えば、誰でも簡単に達成感が得られるでしょう。
ボルダリングで使われるのは腕の筋肉だけと思われがちですが、実際は全身の筋肉を使うので、いい運動にもなります。
慣れていくにつれて、中級や上級にチャレンジしていくといいでしょう。
近場にボルダリング施設があれば、ぜひ足を運んでみましょう。
人生にはチャレンジが必要です。
ボルダリングも立派なチャレンジです。