消極的とは何か。
自分から進んで働きかけようとせず、引っ込みがちな態度のことをいいます。
流されないためには、消極的になってはいけません。
静かでおとなしくてよいことに思うかもしれませんが、よくありません。
消極的になっていると、周りからの影響を受けやすい状態になります。
消極的であることは、さまざまなリスクを招きます。
まず、弱々しい心が生まれます。
自分の意思が後回しになり、主体性が失われます。
受け身になってしまい「やらされる」という状況が増えます。
不満があっても、自分から動いて現状を変えようとしなくなる。
「逃げる」「控える」「やめておく」の態度が多くなります。
押すことより、押されることのほうが増えるでしょう。
周りの影響を受けるがままの状態になり、不安定な生き方になるでしょう。
消極的になればなるほど、自分を守る力が弱くなります。
本音では「嫌だ」「やりたくない」と思っていても、消極的になっていると断れません。
周りからの働きかけに耐えたり振り払ったりすることなく、そのまま流されてしまいます。
消極的な気持ちは、自然と表に出るもの。
消極的になっていると「やる気がない」「元気がない」と誤解されます。
「おびえている」「嫌がっている」と不本意な解釈をされます。
いくら自信があっても、消極的な態度では、自信がないように見られます。
弱みにつけ込まれ、不都合な仕事を押し付けられるでしょう。
運も悪くなり、チャンスも逃げていきます。
消極的になっていると、なかなか人生が前に進みません。
目標の達成が遅れ、夢を実現できなくなります。
夢が夢のままで終わってしまいます。
自分らしい人生を生きることができません。
消極的であることは、悪運とトラブルを招きます。
「消極的がプラスに働くこともある」と主張する人もいるかもしれません。
たとえそうだとしても、プラスよりマイナスに働くほうが圧倒的に多い。
残念ながら、これが現実です。
消極的というだけで、リスクを招くと考えてください。
流され、利用され、騙されます。
誤解され、不運をもたらし、チャンスを失い、トラブルを招きます。
消極的な生き方は、死んでいるも同然です。
流されない生き方をするなら、積極的になってください。
自分から働きかけることを基本姿勢としましょう。
誰かに言われたからするのではなく、自分の意思で行動します。
積極的になると、強い心が生まれます。
心のボルテージが上がり、やる気や元気も出てきます。
チャレンジ精神が強くなって、勇気もみなぎり、アクティブになれます。
押しが強くなるので、思いどおりの道を切り開きやすくなります。
積極的になれば「自分を守る力」も弱くなります。
嫌なことはきちんと断れるようになる。
自分の中からパワーが吹き上げてくるので、周りから圧力があっても屈することがなくなります。
やりたいことは、どんどん積極的にやっていきましょう。
「いつかやってみたい」と思うことを、今からやりましょう。
気になることがあれば、とりあえず近づいてみましょう。
何もしないくらいなら、何かをすることです。
「やるぞ!」と気合を入れてください。
積極的になって、心の中でめらめら心の中で炎を燃やしてください。
失敗が怖いこともあるでしょう。
「失敗してもいいから動く」をポリシーになればいい。
失敗を肯定すれば、どんどん動きたくなります。
「積極的が大切なのはわかっている。当たり前のこと」
そう思う人もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください。
あらためて自分を振り返ってみましょう。
「思っているだけ」になっていませんか。
実際はきちんとできていないことが多いもの。
「知っている」「わかっている」だけでは意味がありません。
頭で理解できていても、それを現実に反映できていなければ無意味です。
頭で思うだけで満足せず、きちんと行動して満足することです。
頭で思って終わりにするのではなく、きちんと積極的な行動を起こしていきましょう。
積極的になれば流されません。
積極的に生きてこそ、自分らしい生き方を実現できます。