自分は人生の脇役と思っていませんか。
自分の弱さに気づいて、涙を流すこともあるでしょう。
容姿や能力が劣っていて、自信を失うこともあるでしょう。
恵まれない環境であることを恨んで、不幸感にさいなまれることがあるでしょう。
「自分は恵まれていない」と思うようになると、卑屈な考えが生まれます。
「どうせ私なんて」「しょせん私のような人間は」と悲観することが増えます。
人生に対して「どうせ」「今さら」と毒を吐いてしまいます。
諦めることが多いと、人生における自分の地位が下がります。
セルフイメージが下がっていくと「自分は人生の脇役」という卑屈な考え方になることがあります。
これは誤った認識です。
素直でも謙虚でもありません。
悪い思い込みです。
「自分は人生の脇役」という諦めがあると、強い生き方ができなくなります。
結果として流されることになるのです。
「自分は人生の脇役」と思うのはよくありません。
自分のことを「脇役」と思っていると、そういう態度や生き方になってしまいます。
自分を卑下するようになり、自分への接し方がぞんざいになります。
出る元気も出なくなり、生きる気力が出てこなくなるでしょう。
真剣に生きる姿勢が失われ、投げやりな生き方になってしまいます。
心の健康にも悪い影響が及びます。
主体性が失われ、依存性が強くなり、流されやすくなるのです。
臆病の心が生まれます。
自己主張が控えめになります。
陰でこそこそするような生き方になります。
いつも自分のことが後回しになり、自己成長や自己実現に支障を来します。
自信不足や能力不足もあれば、恵まれない環境もあるでしょう。
思いどおりにいかないことばかりで、爆発しそうなストレスに四苦八苦しているのかもしれません。
もやもやした霧の中を生きていて「本当にこの道でいいのだろうか」という不安があるかもしれません。
弱い自分を認めざるを得ないときもあるはずです。
しかし、いくら弱い自分とはいえ、自分のことを脇役と思うのはよくありません。
自分に対しても人生に対しても、失礼です。
人生の主役は誰なのか。
自分なのです。
「人生の主役は自分」と考えましょう。
お金も自信もなくていい。
弱い自分であろうと恵まれない環境にいようと関係ありません。
どんな人生であろうと、人生の主役は自分です。
あなたは人生の主役ですから、主役らしく振る舞うのが自然です。
自分にスポットライトが当たっているところをイメージしてください。
人生というステージがあり、あなたはそのステージの主役です。
周りにいる人たちは、あなたを引き立てる脇役、もしくは観客です。
「人生の主役は自分」という考え方を軸にして生きてください。
主体性の意識が芽生え、自己責任の気持ちが研ぎ澄まされ、自然と身が引き締まります。
「人生は自分中心で回っている」と考えてください。
「世の中は自分中心で回っている」と考えるのは傲慢ですが「人生は自分中心で回っている」と考えるのは普通です。
人生の主役は自分と思えば、自然と視線が前を向きます。
「自分の道は自分で切り開く」「困難は乗り越えるもの」という発想になるでしょう。
「生き生きして当たり前」「積極的になって当たり前」「挫折はあっても、復活するのが当たり前」となります。
「堂々としていいのかな」といった心配は不要です。
目を輝かせて生きてください。
主役なのですから、堂々と生き生きしなければいけないのです。
あなたは人生の主役なのですから、新しいことにチャレンジすることが大切です。
挫折することがあっても「人生の主役は自分」という意識があれば、立ち直れます。
「人生の主役は自分」と意識しましょう。
はっきり声に出して言ってみるのもよし。
しっかり意識して潜在意識まで浸透させていけば、強気の意識が生まれます。
主役らしい顔つき・主役らしい話し方・主役らしい生き方になります。
すでに「人生の主役は自分」だとわかっている人でも、あらためて再認識してください。
「人生の主役は自分」と思えば流されないのです。