流されない生き方をするなら、流行に注意してください。
世間の注目を集めていて、ブームになっていることがあるでしょう。
世間で盛り上がりを見せているものは、人間心理として気になるもの。
「何だろう。気になる。試してみたい」
心の声も大きくなるでしょう。
流行を試して、流行に乗っていると、今の時代を生きている感じがあるでしょう。
時代の先頭を生きている感じがあってわくわくするでしょう。
もちろん興味本位で流行を試してみるのも悪くありませんが、だからといって、すぐ飛びつかないことです。
しつこく追いかけ回さないことです。
流行には冷静になっておくのが得策です。
流行は「流れ行くもの」です。
そして「移り変わるもの」です。
今は熱く盛り上がっていても、しばらくたてば冷めていくでしょう。
どんどん衰えていき、そうして別の流行が生まれます。
流行は「サイクルが早い」という特徴があります。
急に人気を集めますが、しばらくすれば、さっと消えます。
新しく生まれては消えていき、また新しく生まれては消えます。
たとえば「今年の流行スタイル」があります。
「今年」ということは「来年は別の何かに変わる」ということです。
これは、食も音楽もファッションも同じことです。
流行を追いかけるとお金がかかります。
流行は一般的に高めの価格が設定されています。
流行はサイクルが早いため、追いかけ回していると、羽が生えたかのようにお金が飛んでいくでしょう。
出費が多くなるため、なかなか貯金が貯まりません。
流行を追いかけていると、自分まで見失ってしまいます。
「あれ? 自分らしさは何だろう」
「自分の好きなものは何だったっけ?」
「自分の個性がわからなくなってきた」
まさしく「流行に流される」という状態になります。
「流行と世の中の流れは同じではないか」
「流行も、世間の流れの一部ではないか」
たしかに「変化」という点では同じですが、本質は異なります。
例えるなら、流行は「花火」であり、世の中の流れは「大きな川」です。
流行は、派手な音が響いて美しく輝きますが、すぐ消えてなくなります。
世の中の流れは、地味なものですが、静かな様子でゆっくり確実に流れます。
世の中の流れは継続的なものなので変化に合わせたほうがいいですが、流行はあくまで一過性なので注意してください。
流されない生き方をするためには、一過性の流行は追いかけません。
では、何を追いかければいいのか。
「自分らしさ」を追いかけましょう。
自分に合った服装を追究します。
自分の好きな音楽を追究します。
自分に合った持ち物を追究します。
自分に合ったライフスタイルを追求します。
自分らしさは時代に左右されません。
時代が変わって世の中が移り変わっても、自分らしさは普遍です。
「自分らしさ」という花を咲かせましょう。
「自分らしさ」を表現することは、花を咲かせることと同じです。
花は、伸びたい方向に茎を伸ばし、自由に青々とした葉を広げ、あるべき成長をしていきます。
ありのままに成長するから、美しい花を咲かせます。
人も同じです。
ありのままを大切にするから、自分らしい個性が磨かれ、自分らしい考え方が定まります。
美しい魅力を表現できます。
花のように、美しく咲くことができます。
もっと自分らしくなれるよう、自分らしい服装、自分らしい持ち物を追究していきましょう。
自分らしいライフスタイルの実現も欠かせません。
キーワードは「自分は自分」です。
「自分は自分」という考え方を大切にすることで、人の意見や影響に流されることなく、自分らしさを追究していけます。
時間やお金はかかるかもしれませんが、それだけの価値はあります。
自分らしさを突き詰めていけば、価値観が安定して、ぶれない軸が出来上がります。
流されることなく生きていけます。
流行に挑戦するなら、興味本位にとどめておくのがいいでしょう。
夢中になっても、仕事や生活に支障のない程度にしておくことです。
「追いかける」ではなく「参考にする」ならいいのです。
「自分らしさを大切にしつつ、参考として流行を確認してみる」という程度であれば大丈夫です。
興味関心を満たすことも時には大切です。
「どんなものなのだろう。勉強として試してみよう」ということなら、上手に流行と付き合えます。
流行に触れることは新鮮な刺激にもなり、若々しい心を保つ上でも役立ちます。