夜空を素早く横切るひとすじの光といえば何でしょうか。
そうです、流れ星です。
夜空を眺めていると、ごくまれに流れ星を見かけることがあるでしょう。
「流れ星が光っている間に願い事をすると、願いが叶う」といわれています。
「あっ、流れ星だ。願い事をしよう!」
流れ星を現れてから願い事を考えるのでは間に合いません。
流れ星が流れるのは一瞬です。
突然現れたと思えば、次の瞬間には消えています。
「早く願い事をしなきゃ!」と思っているうちに終わってしまいます。
流れ星は一瞬の天体ショー。
気づくと、とっくに消えていて、タイミングを逃しているのです。
肩を落とすところですが、がっかりすることはありません。
本当のことを言うと、願い事が間に合わなくてもいいのです。
流れ星を見られること自体が、奇跡的にラッキーなことだからです。
流れ星は、いつでもどこでも見られるものではありません。
ずっと夜空を眺めていても、まったく見られないことが多い。
流れ星を見ることなく、長い時間が過ぎることも少なくありません。
流れ星は、探すものでも作るものでもありません。
ただひたすら偶然に恵まれるのを待つだけです。
流れ星を見ること自体が非常に低い確率であり、奇跡に近い出来事です。
そんな珍しい一瞬の天体ショーが、偶然目の前で起こったのです。
これをラッキーと言わずして何というのでしょう。
願い事が間に合わなくても、気を落とすことはありません。
流れ星を見ることができたら、それだけで喜んでください。
素晴らしい1日の締めくくりができます。
日記を付けている人なら、今日のネタとしてうってつけです。
流れ星を見ることができただけで、十分ラッキーなのです。