「何かアイデアはないだろうか」
うんうんうなって頭をひねっているとき、アイデアが浮かびました。
ところが、平凡なアイデアです。
ありきたりで、目新しさもゼロ。
ひねりもセンスも面白みもなく、そのままでは使えません。
誰でも思いつきそうなアイデアで、いまひとつでした。
アイデアが浮かんだのはいいのですが、秀逸とはほど遠いことがあるものです。
さて、こんなときどうするか。
「平凡なアイデアで役立たない。不採用にするのがいいだろう」
軽く扱ってしまいそうになりますが、ちょっと待ってください。
こういう場面があれば、ぜひ一度立ち止まってほしい。
それは神様からのヒントです。
思いついたのではありません。
神様から与えてもらったのです。
神様は、アイデアを「完成形」で与えることはありません。
「ヒント」という形で与えます。
あなたが一生懸命頭をひねっているので、神様がちょっとだけ手を貸してくれました。
「頑張って考えているね。よし、ヒントだけ与えてあげよう」
ヒントですから未完成で当然です。
そこから大きく膨らませていくのです。
しっかり磨いて、輝きを出していくのです。
神様から与えられたヒントですから、輝きを放つ可能性を秘めています。
ボツにするのではなく、そこから発展させて、大きく膨らませてください。
「肉付けをする」「工夫を加える」「深掘りをする」などなど。
大きく膨らませていけば、素晴らしいアイデアに化けます。
平凡なアイデアが秀逸なアイデアに大化けする可能性もゼロではありません。
平凡なアイデアだからといって、軽率に扱わないことです。
神様から与えられたヒントを大切にしましょう。
神様からのヒントを大切にする人は、素晴らしいアイデアに恵まれるのです。