行動も何もしないで、祈ってばかりの人がいます。
「成績が上がりますように」
「試合で勝てますように」
「すてきな出会いがありますように」
もちろん祈ることが悪いわけではありません。
祈ることで心が落ち着いたり前向きな気持ちになれたりすることがあるでしょう。
きちんと具体的なアクションを起こしつつ、そのうえで祈るのであればまだいいのです。
しかし問題なのは「行動も何もしないで祈っているだけ」というケースです。
残念ですが、祈ってばかりでは現実は変わりません。
不毛な時間が過ぎるばかりで、明るい未来もやってきません。
現実を変えるのは、一にも二にも「行動」です。
「成績が上がりますように」と祈っているだけでは、成績は上がりません。
成績を上げるためには、まず勉強に打ち込むことが必要です。
勉強するから成績が上がり、成績が上がるから試験に合格できます。
「試合で勝てますように」と祈っているだけでは、試合には勝てません。
試合に勝つためには、まずしっかり練習を積み重ねて実力をつけることです。
練習の数をこなして上達するから強くなることができ、実力があるから勝利を手にできます。
「すてきな出会いがありますように」と祈っているだけでは、出会いはありません。
出会うためには、出会いの場に足を運ぶことが必要です。
必ず運命の人と出会えるとは限りませんが、少なくともじっとしているよりは可能性があります。
祈る暇があれば、まず行動することです。
祈る時間はなくてもいいのです。
現実的な話でいうと、祈る時間がゼロでも、きちんと勉強ができていれば合格します。
しっかり練習して実力が身についていれば、試合には勝てます。
きちんと出会いの場に足を運んでいれば、誰かと出会えます。
現実を変えるのは、行動しかありません。
具体的なアクションに取り組み、足と手をたくさん動かしていくことです。
やるべきことをすべてやったうえで祈るのなら、素晴らしい未来がやってくるでしょう。
祈るのは、やるべきことをすべてやってからするものなのです。