重要な場面では胸を張ってください。
目線は前を向き、少し両肩を引いて背中を反らせ、胸を張り出すポーズを取ります。
プレゼンのときは、胸を張りましょう。
大切な試合に臨むときも、胸を張りましょう。
好きな人に愛の告白するときも、胸を張りましょう。
会議で発言するときも、難しい相手と交渉するときも、胸を張ってください。
自信がなくてもいいのです。
「自信がないのに胸を張るなんてできない」と思うかもしれませんが、それは思い込みです。
演技でも虚勢でもいいのです。
どれだけ自信がなくても、胸を張るくらいならできるはずです。
人間とは不思議なもので、見た目から印象を受ける部分があります。
胸を張ると、自信のある姿となり、かっこよくなります。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した「メラビアンの法則」があります。
これは、人とコミュニケーションを取る際、言語・聴覚・視覚の3つの情報から判断していると仮定し、その割合を示した法則です。
メラビアンの法則によると、相手から受ける印象は次の割合とされています。
この結果を見てわかるとおり、見た目からの視覚情報が印象の大部分を占めています。
胸を張っているだけで自信のある印象を与えることができるため、物事がスムーズに運びやすくなるのです。
胸を張るメリットはこれだけではありません。
実際に内面にも、胸を張っているだけで自信がみなぎるというポジティブな効果が確認されています。
胸を張る姿勢になると「テストステロン」の分泌が促されるようになります。
テストステロンは男性ホルモンの一種であり、意欲や闘争心を高め、人をアグレッシブにさせることがわかっています。
この結果、最初は自信がなくても、胸を張っているうちにだんだん自信が湧き上がってくるようになります。
胸を張るだけでこれだけのメリットが享受できるのですから、心がけておかないと損です。
合言葉は「自信がないときこそ胸を張る」です。
重要な場面であればあるほど、胸を張ることが欠かせません。
演技や虚勢でいいのです。
どれだけ自信がなくても、胸を張るくらいならできるはずです。
自信がないときこそ、胸を張りましょう。