生きていくうえで、自分が大切にしている方針。
それは「ポリシー」です。
ポリシーがないと、方向性が定まりません。
目指す方向や守るべき原則が定まらないと、地面から足が浮いたような状態になり、不安定な生き方になります。
他人の言動や行動に左右されることも増えます。
周りからの影響を受けたとき「まあいいか」と安易に流されやすくなるでしょう。
外部からの圧力に負け、雰囲気に流されてしまうのです。
ポリシーがないと、パワーや勢いが生まれず、行動力が弱くなります。
流されない生き方をするうえで、ポリシーは欠かせません。
「ポリシー=流されない力」です。
ポリシーを持って生きてください。
自分が大切にしたい方針であれば、何でもかまいません。
ポリシーを持てば、周りからの圧力を受けても流されません。
邪魔が入ったり悪口を言われたりなどのプレッシャーを受けても、屈することなく突き通せます。
「相手からどうして」と質問されても「私のポリシーだからです」とはっきり言い返せます。
やる気が出なかったり元気がなかったりすることもあるでしょう。
個人的な事情があっても、ポリシーを守る気持ちが働いて、自分にむちを打って動けます。
ポリシーを持てば、力強いアクションを起こせます。
行動指針や方向性がはっきりするため、自分の進むべき道が見え、やる気が出てきます。
ポリシーに従って、その方針に従って力強く進んでいけます。
ポリシーは、ないよりあったほうがいいものです。
夢や目標があるなら、なおさらポリシーを持って取りかかってください。
ポリシーを持ち、しっかり貫くことで、底力を発揮できます。
一度決めたポリシーは、できるだけ変更がないようにしてください。
ころころ変えてはポリシーの意味がありません。
ポリシーとは、自分との約束です。
自分との約束を破っては、自分を信用できなくなります。
自分との約束は、しっかり果たすことです。
ただし、例外もあります。
思わぬ壁にぶつかって、ポリシーを変えたいときもあるでしょう。
あるいは価値観の変化によって、ポリシーを変えたくなることもあるはずです。
ポリシーを変えることもあっていいのです。
ポリシーは、なるべく守りたいものであって、何が何でも守り通すものではありません。
むやみに固執すると、臨機応変ができない頑固者になってしまいます。
人生をスムーズにするどころか、逆に支障を来してしまいます。
人生では、想定外が発生するものです。
時には臨機応変な対応が必要になることもあります。
仕方ない事情があれば「今回は例外」ということもあってかまいません。
ころころポリシーを変えるのはよくありませんが、合理的な理由があれば、ポリシーを変えることも可能です。
特に完璧主義者は、ポリシーのこだわりすぎる傾向があるため要注意です。
完璧主義を突き通したいなら、解釈を変えてください。
ポリシーは自分との約束ですが「約束の中身を変える」という解釈にすれば、都合がつきます。
完璧主義を保ちつつ、ポリシー変更を受け入れられるでしょう。