心身が病んでいるときには注意してください。
流されやすいタイミングです。
誰でも病むことがあるもの。
けがや病気で、体が不調のときもあるでしょう。
心配事や悩み事で心の元気が失われ、鬱っぽくなっているときもあるでしょう。
心身が病んでいるときは、笑顔になれず、覇気もありません。
のろのろ動きも遅くなり、行動力も低下します。
心身が病んでいるときは、パワー不足の状態です。
断ったり振り切ったりするにも、最低限のパワーが必要です。
受け入れるより否定するほうがエネルギーを使います。
心身が病んでいてパワーが足りないと、勢いに押されて流されやすくなります。
心身が病んでいるときは、感情が不安定なときでもあります。
わらにもすがりたい状況のときは冷静な判断ができず、安易な行動を起こしやすい。
普段なら信じないようなことでも信じてしまいます。
うまい話に騙されたり金銭詐欺に遭ったり悪徳宗教に引っかかったりすることがあります。
次の言葉を、しっかり頭に入れておいてください。
「病んでいるときは、流されやすいタイミング」
人は弱い生き物であり、病むことをゼロにするのは不可能です。
病むことがあるのは仕方ありませんが、心の準備はできるでしょう。
傾向を知っておくだけでも、注意喚起として生かせるはずです。
心身を元気にしましょう。
心と体の調子を整え、元気にしましょう。
たっぷり睡眠を取って、バランスのいい食事をして、適度な運動で体を鍛えましょう。
心も体もパワフルで絶好調の状態にしたい。
元気でいることは、流されない生き方の基本です。
心も体も元気だからこそ、自分を強く持てます。
心身が元気なら、体の内側からパワーが生まれます。
外部から圧力があっても、きちんと断れます。
「必要ありません」
「お断りします」
「やめておきます」
心身が元気であれば流されません。
心と肉体の両方が元気だからこそ、強く立っていられます。
目指す方向に向かって進めます。
邪魔があっても、振り切って進めます。
行く手を阻むものがあっても、突き破って進めるのです。
心身が病んでいるときは、まず回復が最優先です。
けがや病気をしているなら、治療に専念しましょう。
心が鬱っぽくなっているとき、休養や気分転換を心がけ、早く治すことに努めるのが一番です。
年末や繁忙期など仕事の都合もありますが、無理は禁物です。
「頑張る」と「無理をする」は違います。
頑張ることはあっても、無理をするのはよくありません。
健康は人生の土台です。
心身の調子は、人生の調子につながっています。
心身の調子がよくなれば、人生の調子もよくなります。