人生は、意外といい加減に生きていても何とかなるものです。
「いい加減は良くないこと」と思われがちです。
間違いや失敗があってはいけないと思います。
いい加減に生きると大変なことになり、人生が終わると思います。
ところが実際はそうでもありません。
間違いや失敗があっても、何とかなります。
度が過ぎることさえなければ、意外と大したことになりません。
困ったり慌てたりはしますが、なんだかんだで何となります。
笑って済ませられることも少なくありません。
いい加減のせいで、恥をかいたり損をしたり結果が出なかったりすることもあるでしょう。
時には大きなトラブルになることもあるかもしれません。
それでも最終的には何とかなります。
あなたもこれまでいい加減にやったことがあるはずです。
適当に家事をしても、何とかなったでしょう。
仕事でミスや失敗があっても、叱れたり恥をかいたりしたかもしれませんが、何とかなったでしょう。
生き方もライフスタイルも、いい加減なところがあっても、なんだかんだでうまくいき、今は問題なく生きているはずです。
そのときは焦ったり困ったりしたかもしれませんが、臨機応変の対処でそれなりにうまく切り抜けられたのではないでしょうか。
いい加減な生き方をしても、死ぬことはありません。
いい加減な生き方をすると人生が終わると思いますが、幻想なのです。
いい加減に生きるのは悪いことではありません。
むしろ悩みもストレスも減って長生きできます。
ダメだったら、そのときはそのときです。
命を失うこと以外は何とかなります。
そもそも人間は不完全な生き物ですから、ノーミスで完璧に生きようとするほうが無理があります。
間違えるのも人間らしいし、失敗するのも人間らしい。
完璧を目指して生きるより、ざっくりいい加減に生きるほうが、むしろ自然体で人間らしいのです。
何でも100点を目指すのではありません。
肩の力を抜いて、60点くらいを目指していきましょう。
60点あれば十分です。
半分以上できているのですから、とりあえず良しとしましょう。
たまに間違いや失敗があっても問題ありません。
いい加減に生きる自分を許してください。
むしろいい加減に生きることを心がけていきましょう。
ミスや失敗をすることがあれば、自分に優しい言葉をかけてください。
「いい加減にできて良かった」と。
前向きに受け止め、許せばいいのです。
いい加減にやっても何とかなるのですから、気にしたところで損です。
不器用なこともあって良し。
自分を責めたり落ち込んだりする必要はありません。
できていないことあっても、深く気にせず、ざっくりいい加減にやっていきましょう。
完璧に生きるより、いい加減に生きたほうが、人生は明るいのです。