他人を裏切ってはいけません。
裏切りは、信頼に背く行為です。
相手を深く傷つけ、信頼をなくします。
どれだけ信頼関係が厚く築かれていても、一度でも裏切ると、終わりです。
その人と人間関係は絶望的になります。
長い時間をかけて築き上げた信頼関係も、裏切り行為があれば、一瞬で崩れます。
まったく信用されなくなり、再び信頼を取り戻すのは至極困難です。
私たちは、他人を裏切る行為がないように生きることが大切です。
他人に嘘はつきません。
他人を偽ることはしません。
他人との約束は守ります。
他人を裏切っていけないことは当たり前のことであり、今さら言うまでもありません。
しかし、裏切ってはいけないのは他人ばかりではありません。
自分に対しても裏切らないようにしましょう。
他人に対しては裏切らないよう注意するのに、自分に対しては平気で裏切る人がいます。
自分に嘘をついたり、自分を偽ったり、自分との約束を破ったりです。
本人は「自分のことだから大丈夫」と思っています。
たしかに自分を裏切っても、ダメージを受けるのは自分だけです。
自分さえ我慢すれば済むことなので、軽い気持ちで自分を裏切る人がいます。
しかし、ここが落とし穴です。
他人との人間関係が大切であるように、自分との人間関係も大切です。
自分を裏切ったら、自分を裏切るのが癖になります。
自分を信頼できなくなり、自尊心や自己肯定感にマイナスの影響を及ぼすのです。
他人を裏切らないように、自分も裏切らないようにしましょう。
自分も大事な存在です。
自分に嘘をつかず、自分に正直になりましょう。
自分を偽ることはせず、等身大の自分を見せ、ありのままの自分を表現しましょう。
自分との約束や自分が決めたマイルールはきちんと守りましょう。
やると決めたことは、思うだけで終わらせず、きちんと実行に移します。
口だけで終わらせるのではなく、言行一致を心がけたい。
自分を裏切らないのです。
自分とした約束や、自分が決めたルールを守っていくことで、自分との信頼関係が築かれていきます。
これが「自分を大切にする」ということです。
自分は世界で唯一の存在です。
自分との信頼関係の構築に努めていきましょう。
自分を大切にすることで、自尊心や自己肯定感も大きく育っていくのです。