出会うなら、時間帯が大切です。
時間はいつでもいいと思いがちですが、そうではありません。
時間帯は、出会いの成り行きに影響します。
今後の関係性が決まります。
時間帯は安易に考えがちですが、注意をするに越したことはありません。
注意したいのは、夜の出会いです。
夜に出会った人とは、なかなか長く続きません。
むしろ簡単に途切れることが多い。
もちろんすべてではありませんが、その傾向が強いのです。
夜は、疲れとストレスがたまっています。
体がだるい中、意識がぼんやりした状態で出会うことになります。
疲労とストレスがたまっているので頭の回転は鈍くなり、なかなか笑顔にもなれず、スムーズなコミュニケーションを妨げます。
夜といえば、お酒です。
酔った状態で出会っても、なあなあになります。
ただでさえ疲れとストレスがたまっている中、アルコールで追い打ちをかけます。
会話が盛り上がっても、アルコールが入ったコミュニケーションなので、勢いに任せた発言が多くなります。
表面的な会話、本気でない発言、軽い約束。
下品な下ネタが登場するのも夜の定番です。
夜にお酒を飲みながら出会うと、酔った勢いになります。
また会う約束をしても、果たされることはありません。
「また会いましょう」と約束しておきながら、翌日には忘れています。
酔っているせいで「はっきり覚えていない」となるのがオチです。
何か約束をしても「あれは冗談だよ。本気にしていたの?」と簡単に破られます。
その場では盛り上がっても、翌朝になれば、夢から覚めたかのように我に返ります。
夜の出会いは、まやかしです。
夜に出会っても、その場かぎりになることが多い。
たとえ関係が続いたとしても、短いお付き合いで終わります。
これは自然の摂理であり、人生の法則です。
夜に出会った人とは、簡単に途切れてしまうのが運命なのです。
出会う時間帯は「昼」がベストです。
具体的にいうと「日の出から日没までの太陽が昇っている明るい時間帯」ということです。
昼は意識がはっきりしています。
昼の光は、邪気や眠気を吹き飛ばし、意識や思考を鮮明にします。
昼はお酒も登場しないため、きちんとしたコミュニケーションができます。
冷静な思考で真面目な話ができます。
昼にした約束は、きちんと守られます。
「また会いましょう」という約束もきちんと守られ、再び会うことができます。
その結果、素晴らしい出会いになるのです。
なかでも特におすすめなのは「朝の午前中」です。
朝の午前中は、すがすがしい雰囲気があります。
すがすがしい雰囲気には、ご縁を発展させる力があります。
朝の午前中に出会った人とは、素晴らしい出会いになる確率が格段にアップします。
空き時間が限られている状況もありますが、可能なかぎり時間帯の調整をおすすめします。
今後の2人の関係性を決めるのですから軽視できません。
調整に手間暇をかける価値があります。
「何時ごろに会いましょうか」という話になれば、夜より昼をおすすめします。
「必ず仲良くなりたい。末永い関係にしたい。真剣に付き合いたい」と思うなら、なおさら昼に会うのが賢明です。
素晴らしい出会いをするなら、できるだけ夜より昼をおすすめします。
理想は「朝の午前中」です。
出会いの良しあしは、出会う時間帯で決まるのです。