「たくさんおしゃべりをしたのに、何を話したのか全然覚えていない」
そんな不思議な経験はありませんか。
決してぼうっとしていたわけではありません。
きちんと話に集中していて、楽しいおしゃべりができていたはずなのに、なぜか話の内容を思い出せないことがあるものです。
もしそんな経験があれば、理由は単純です。
何も覚えていないのは、それだけおしゃべりが盛り上がった証拠です。
話が盛り上がると「そういえば」「今思い出したんだけど」といった一言で話が脱線します。
「関連する別の話題に移る」ということです。
そして盛り上がってはまた話が脱線していき、これが何度も繰り返され、1回のおしゃべりで多くの話題を楽しむことになります。
話の脱線回数が多くなるにつれて、会話全体のテーマがぼやけるため「これを話した」という話題の中心が曖昧になります。
結果として「たくさん話したけど何を話したのか全然覚えていない」という状態になるのです。
また人は楽しい気持ちが爆発すると、話の内容を覚える余裕がなくなることも少なくありません。
覚えていないことを前向きに捉えましょう。
話の内容を全然覚えていないのは良いことです。
話の内容を全然覚えていないのは、いろいろな話題を満喫できた証拠です。
そして心からおしゃべりを楽しんでいたということでもあります。
これからも記憶が飛んでしまうくらい、たっぷりおしゃべりを楽しむ機会を作っていきましょう。