執筆者:水口貴博

時間を増やす30の方法

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なぜ「ついでに何かありませんか」と言う人は、時間が増えるのか。

なぜ「ついでに何かありませんか」と言う人は、時間が増えるのか。 | 時間を増やす30の方法

自分の時間を増やしたいなら、口癖にしたい言葉あります。

「ついでに何かありませんか」です。

「ついでに何かありませんか」という口癖のある人は、どんどん自分の時間が増えるでしょう。

「ついで」という言葉は、あることを行うとき、一緒に別のことを行うときに使われます。

たとえば、買い物に出かける際、周りの人に「ついでに何かありませんか」と聞きます。

「それならついでにこれも買ってきてほしい」と頼まれることがあるでしょう。

「ついでに何かありませんか」と言えば、余計な仕事が増え、かえって自分の時間が減りそうに思えます。

しかし、ここに大きな勘違いがあります。

なぜ「ついでに何かありませんか」と言う人は、時間が増えるのか。

それは、近い将来「ついでに何かありませんか」と言われる立場になるからです。

「ついでに何かありませんか」と言う人は、その親切心が相手に伝わります。

周りの人を優しい気持ちにさせて、恩返しをしたい気持ちが強くなる。

「助ける人は、助けられるようになる」というのが、人間関係の法則です。

「いつも仕事を引き受けてもらっているから、今度は私が引き受けよう」と思われることになるでしょう。

すると今度は、周りの人から「ついでに何かありませんか」と言われる立場になります。

自分がするはずだった仕事を、他人にお願いすることができるようになります。

この状況を客観的に見てください。

自分が「ついでの仕事」を引き受けるときは、あくまでついでに行うことなので、さほど時間はかかりません。

わずかに手間暇は増えるものの、大きな仕事ではないでしょう。

一方、誰かに自分の仕事をついでにお願いできると、自分の時間を大きく節約できます。

移動が伴う面倒な仕事を、まるごと人にお願いできるようになるからです。

総合的に見ると、失う時間より得られる時間のほうが大きくなっています。

結果として、自分の時間が増えることになるのです。

「余計な仕事が増えて、時間が奪われる」と考えるのは、誤解です。

それは短期的にしか考えていないから、そう感じるだけです。

長期的に考えると「ついでに何かありませんか」と言う人は、助けられる機会が増えるため、自分の時間が増えることになります。

私たちは人間関係の中で生きています。

周りの人との協力を得ることで、どんどん時間を短縮することができます。

自分の時間を増やしたいなら「ついでに何かありませんか」と言う人になりましょう。

時間を増やす方法(14)
  • 「ついでに何かありませんか」と言う人になる。
手間暇のかかった情報を買うことは、時間を買うことになる。

時間を増やす30の方法

  1. 時間は自然と増えるものではない。
    時間を増やすには、意識的な取り組みが必要。
  2. 時間を増やすことは、時間の価値を上げること。
  3. 目が覚めたらさっと起きることを習慣にすると、時間が増える。
  4. 平気で人の時間を奪っていく人は、時間泥棒。
  5. 準備は、時間テクニックの基本。
    準備に時間をかけることは、時間を増やすことになる。
  6. 物をいただいたときだけでなく、時間をいただいたときも、きちんとお礼を言おう。
  7. 時間の流れ方は、呼吸で決まる。
  8. 物を減らすと、時間が増える。
  9. 「間に合わない」と諦めるのではない。
    間に合わせるのだ。
  10. 即決が、時間をどんどん増やしていく。
  11. 時間で大切なのは、量ではなく質。
    時間がなくても、集中力があれば、いい時間を過ごせる。
  12. 自動化できるものは自動化させて、自由な時間を手に入れよう。
  13. 4分の1まで進んでつまらないなら、途中でやめていい。
  14. なぜ「ついでに何かありませんか」と言う人は、時間が増えるのか。
  15. 手間暇のかかった情報を買うことは、時間を買うことになる。
  16. 時間の安売りは、悪魔に魂を売るのと同じこと。
  17. ニュースのチェックをやめるだけで、時間がどかんと増える。
  18. 隙間時間だけでは、成功できない。
    成功するためには、まとまった時間が必要。
  19. 初心者は、つべこべ言わず、型を学ぶことから入るのが正解。
    型を学ぶことで、多くの時間を節約できる。
  20. 手書きのお礼状に時間をかけることは、自分の時間を増やすことになる。
  21. 隙間時間の最小単位は「10秒」。
  22. 「通勤時間は仕方ない」と諦める人は、成功できない。
    「通勤時間は無駄」と考える人が、成功する。
  23. 「一度始めたことは最後までやり遂げる」という根性論にとらわれていませんか。
  24. 「少しくらい遅刻してもいいだろう」という油断が、遅刻癖の始まり。
  25. 探し物の時間が目立つなら、掃除と整理整頓を忘れている証拠。
  26. やらないことリストを作成すると、時間が増える。
  27. 隙間時間にすることを、用意しておく。
  28. 自炊をやめて外食か弁当にするだけで、圧倒的に時間が増える。
  29. 専門的なことは、専門家に頼るのが正解。
    解決の時間短縮だけでなく、自分の時間を増やすことにもなる。
  30. もたもた決断しない。
    さっと決断する。

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