時間を増やしたいなら、情報にお金を出すことです。
現代社会は、インターネットが浸透しています。
誰もが携帯電話を持ち、手軽にインターネットで情報を検索できます。
インターネットさえあれば、検索は一瞬。
知りたいことやわからないことがあっても、インターネットを活用すれば、ほとんど解決できるでしょう。
知りたい情報の大半がインターネット上にあると言っても過言ではありません。
「どんな情報でも手に入る」「手に入らない情報はない」と考える人も多いはず。
そのせいで「情報を入手するのにお金を使うなんてもったいない」と考える人がいます。
「情報にお金をかけない」「情報は無料で手に入るもの」と考える人も多いでしょう。
手間暇のかからない情報なら、お金を出すのは惜しいと考えるのも当然のこと。
お金を出すほどでもない情報があるのも事実。
しかし、ひとくくりに「情報にお金をかけない」と考えるのはよくありません。
情報にお金を払うのがもったいないと思うなら、少し考えてほしいことがあります。
どれだけ手間暇がかかっている情報か、想像してみてください。
手間暇のかかっている情報なら、考え方を見直す必要があります。
手間暇のかかっている情報を買うことは、時間を買うことになるからです。
本来なら、自分が手間暇をかけて初めて入手できる情報を、お金を出すことで、すぐ知ることができます。
これは、時間を買っているのとを同じことになります。
書籍代は、著者が人生で得た知恵や教訓が惜しみなく紹介されています。
著者が手間暇をかけて得た情報を、書籍代を出すだけで入手することができます。
新聞の購読料が高いというのも誤解です。
1つの記事には、取材の手間暇がかかっています。
文字数や文章量は少なくても、そこには見えない労力がかかっています。
そうした手間暇を考えると、新聞の購読料はどれも安すぎると言えます。
とりわけ本当に価値のある情報は、インターネットで検索しても出てきません。
本当に重要な情報は、秘密性が高いため、有料で販売されているのが一般的です。
書籍代といい新聞の購読料といい、手間暇のかかった情報を買うことはすべて時間を買うことになります。
手間暇のかかった情報は「時間が売られている」と考えてください。
情報に対する見方が変わります。
手間暇のかかった情報なら、喜んでお金を出す価値があります。