「通勤時間は仕方ない」と考えていませんか。
自分で車を運転して出社している人もいるでしょう。
バスや電車などの公共交通機関を使って通勤している人もいるでしょう。
中には自転車に乗って、汗を流しながら運動がてらに通勤している人もいるはずです。
あらためて確認したいことは、通勤時間の悪影響です。
通勤時間は、長ければ長いほど、疲れとストレスがたまります。
通勤時間は、仕事時間ではありません。
体を動かして疲れるため、仕事をしたような気になってしまうのが厄介なところです。
ましてや朝の通勤ラッシュは特に大変です。
ぴりぴりした雰囲気が漂い、ごみごみしていてストレスも多いため、短い時間でも疲れます。
肉体的だけでなく、精神的にも疲れます。
会社に到着するころには、すっかり疲れ果てているでしょう。
通勤時間が長くなるにつれて、通勤による悪影響も多くなります。
「通勤時間は仕方ない」と考える人も多いのではないでしょうか。
しかし、仕方ないとはいえ、常識だと思わないことです。
通勤時間は、あるよりないほうがいいものです。
通勤時間は、移動時間にすぎません。
価値を生むこともなければ、ゆっくり休むこともできません。
本を読んだり音楽を聴いたりして上手に時間を使っているならまだ賢明ですが、それでも限界があります。
上手に時間を使っているとはいえ、少なからず疲れやストレスにつながることは避けられません。
そして貴重な時間を消耗します。
通勤時間とはいえ、毎日積み重なると、ばかになりません。
家を出てから会社に着くまでを、通勤と考えるとします。
行きに1時間かかるとすれば、往復で2時間かかる計算になります。
通勤だけに1日2時間を使うのは、なかなか大きなことです。
週に5日出社するとすれば、通勤だけで「10時間」を消費することになります。
月に20日働くとすれば、通勤時間は「40時間」という計算になります。
なんてもったいないのでしょう。
私たちは、単なる移動のために、こんなにも多くの時間を費やしています。
私たちの気づかないところで、無駄を生む原因になっています。
通勤時間は「あって当たり前」と考えがちだからこそ注意したい。
当たり前とはいえ、ないほうがいいものです。
「そうは言っても通勤しないと会社に行けない」という人もいるでしょう。
仕方ないとはいえ、改善が不可能というわけではありません。
通勤時間を減らす王道は、1つです。
それは「会社の近くに引っ越すこと」です。
会社の近くに引っ越せば、通勤時間が大幅に減ります。
通勤時間が減る分だけ、疲れも減ります。
限りあるリソースを仕事に集中させることができ、結果を出しやすくなるのです。
引っ越しに時間・お金・労力はかかりますが、通勤時間が短くなれば、十分ペイできるでしょう。
これこそが、改善です。
「みんな通勤している」「通勤時間はあって当たり前」「通勤時間が長くても仕方ない」という考え方を改めましょう。
通勤時間をゼロにできなくても、減らすことならできるはずです。
通勤時間が少なくなるにつれて、余計な疲れを感じなくて済みます。
「通勤時間は仕方ない」と諦める人は、成功できません。
「通勤時間は無駄」と考える人が、成功するのです。