時間を増やしたいなら「時間の安売りをしない」と決めることです。
時間の安売りをしていませんか。
時間は、誰でも持っている資源です。
生まれてから死ぬまで、常に時間が存在しています。
努力しなくても、無料で手に入ります。
そのため、時間がたくさんあるように感じている人も多いでしょう。
時間がたくさんあるように感じれば「時間とお金を交換してもいいだろう」と考えがちです。
いわゆる「時間の切り売り」です。
安いお金で時間を売っても「また次がある」と思ってしまいます。
特に若い人は、あまり寿命を意識しないため、時間がたくさんあるように錯覚します。
時間がたくさんあるように錯覚すれば、時間を安売りすることにも罪悪感がありません。
しかし、これほど愚かなことはありません。
時間は本来、お金より貴重です。
自分の時間を失ったら、泣いても笑っても取り戻せません。
時間を安く売ることは、安いお金で寿命を売っているのと同じです。
時間の安売りは、自分の安売りでもあります。
「私の時間には価値がありません。お金が欲しいので、どうぞ私の時間とお金を交換しましょう」と言っているようなもの。
よくある話ですが、笑えません。
時間を売ることは、寿命が削られるということです。
お金は得られますが、寿命も持っていかれます。
つまり、時間の安売りは、悪魔に魂を売るのと同じことなのです。
わずかなお金を得るために、貴重な寿命を売るのは、なんて愚かなことなのでしょう。
悪魔に魂を売りたくないなら、時間の安売りをやめることです。
悪魔が「あなたのお金を買い取ってあげるよ」とささやいてくるかもしれませんが、しっかり振り切ることです。
「時間は価値のあるもの」と自覚して、1分1秒を大切にしましょう。
時給の低いアルバイトには注意してください。
時給の低いアルバイトは、誰でもできる特徴があるため、いつでも替えがききます。
時間を安く買い取られる上、いらなくなれば、簡単に解雇されます。
若い時期は短く、限られています。
若いころの貴重な時間を、安いお金と交換することほど、愚かなことはありません。
時給の低いアルバイトをするくらいなら、長期的な将来設計を考えたうえで、正社員として仕事をしたほうが賢明です。
正社員への登用を目指しているなら別ですが、安易な気持ちで時給の安いアルバイトをしているなら、考え直す価値があるでしょう。
「人生は時間でできている」と考えてください。
時間は貴重な財産です。
時間を安売りせず、賢明に活用することが、人生を豊かに生きるコツです。
自分の価値を固め、自由な時間を手に入れましょう。
時給の低いアルバイトをするくらいなら、知識と教養に時間を使って、自分の価値を高めたほうが賢明です。
学生であれば、まず学業に専念すること。
資格を取ったり、スキルを身につけたり、キャリアを積んだりすることも大切です。
自分の価値を高めることで、時間の安売りを防げます。
自分の価値が高まれば、時間を高く売れたり他人の時間を買えたりできるようになります。