時間を増やしたければ、自炊をやめましょう。
時間を増やすなら、自炊をやめるのが手っ取り早いからです。
もちろん自炊にもメリットがあります。
「自炊は健康的」
「自炊は節約になる」
「自炊には心がある」
それぞれに一理あるでしょう。
自分が直接作るので、栄養バランスも整えやすい。
食材から選べば、食の安全をコントロールできます。
うまく食材を選べば節約になって、経済的な負担が軽くなるでしょう。
わざわざ手間暇をかけるので、気持ちがこもってよりおいしく感じられるでしょう。
自炊が気分転換やストレス発散になっている人もいるはずです。
もちろん意味があって自炊をしているならいいのですが、そうでないなら要注意です。
「自炊=正義」と決めつけるのはよくありません。
「とりあえず」「なんとなく」という安易な気持ちで自炊をしているなら、一度考え直してみる価値はあるでしょう。
食事を作る時間は意外と軽視できません。
準備から後片付けまでの全体で考えると、大きな時間と労力がかかっています。
それを楽しみとして受け入れているならいいですが、なんとなく続けているならやめたほうがいい。
無意味に続けている自炊は時間の浪費です。
意味もなく、だらだら自炊をするくらいなら、すぱっととやめてしまうことです。
自炊をやめるだけで、生活はまったく違います。
自炊の手間暇から解放され、ストレスが大幅に軽減され、一気に時間が増えます。
まるで別世界です。
いま一度、自炊の必要性を考え直してください。
自炊をやめて、外食か弁当に切り替えてみてはいかがでしょうか。
もちろん出費は増えるでしょうが、時間と労力の節約効果は高いでしょう。
時間はお金より貴重です。
お金がかかったとしても「時間を買う」「労力を節約する」と思えば、むしろ経済的と言えるでしょう。
お弁当も、半額になる時間帯を狙えば、自炊より安上がりになることもあります。
自分が作るよりおいしくて栄養のバランスもよく、そのうえ安上がりになるなら言うことなしです。
「外食や弁当では栄養バランスが偏る。添加物も心配」というのは、100パーセント言い切れるものではありません。
あくまで一般であり、すべてに当てはまるわけではありません。
現在は、食のサービスが行き届いた時代です。
昔と違って、現在は栄養バランスの整った外食や弁当が普通にあります。
健康のために自炊をしているなら、健康志向の外食や弁当にすればいいでしょう。
添加物が心配であれば、ナチュラルを重視したものを選べばいいでしょう。
ダイエットで減量中なら、カロリー控えめのものを探せば普通にあります。
私たちには、選ぶ権利・選べる自由があります。
豊かになった現代では、食の選択肢は多くあって、要望にあったものが見つかるはずです。
自炊信仰もいいですが、やみくもに決めつけるのもよくありません。
わけもわからずに信じる状態は、思考停止と同じです。
そろそろ自炊信仰をやめてみませんか。
「古い考え方かもしれない」と考えてみることも大切です。
過去の常識にとらわれず、新しい価値観を取り入れましょう。
自炊の有効性に疑いが生じたときは、新しい生活スタイルを取り入れるベストタイミングです。